カテゴリー別アーカイブ: 家具の蘊蓄

羽毛布団と安曇野フランスベッドフェア・・・その3

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝の市民タイムスの広告を見ていただけましたか?

 

         siminntaimusu h26.1.24

 

更に、安曇野地域の信濃毎日新聞に折り込まれたチラシです。

 

       Francebed Fair 20120615 omote

 

丸屋家具は、本日24日(金)~26日(日)の3日間、市民タイムス安曇野山光ホールにて、

出張フランスベッドフェアを開催いたします!

 

更に、

 

       Francebed Fair 0610

 

フランスベッド以外にも色々と出品いたします。

その代表が、これです。

羽毛掛け布団!

 

    Francebed Fair 0610

 

なんと、メーカー希望小売価格20万円の高級羽毛布団を、

半額以下の98000円でご提供いたします。

(しかも、遠赤外線起毛パッド付き)

 

訳あって、羽毛高騰の中、グースダウンの、羽毛増量の高級品が、

このお値段です!

(訳が知りたい方は、会場にお越し下さい。ご説明申し上げます。)

 

皆さまのご来場を、心よりお待ち申し上げます。

 

羽毛布団と安曇野フランスベッドフェア・・・その2

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝も冷え込みました!

布団から出るのがますます嫌になりますね。

だって、私の使っている羽毛掛け布団は本当に暖かいから!

 

と言うことで、昨日の続きです。

若い営業マン君から、一応・専門家の私が、ついつい乗せられてしまった、

セールストーク(蘊蓄・うんちく)をご紹介いたします。

 

今、羽毛の原料価格が高騰しています。

それは、もちろん知っております。

理由は大きく3つほどあります。

 

1つ目は、羽毛は総て輸入品だと言うことです。

ですので、アベノミクスによる円安で輸入羽毛が値上がりしているのです。

次ぎに原料不足。

中国では鳥インフルエンザの影響でアヒルが大量に殺処分されているからです。

欧州でも、動物愛護団体の圧力、健康問題から、フォアグラ用のガチョウの飼育が減っています。

(中国でも鶏の飼育にシフトされて、アヒルの飼育そのものが減っています)

そして、国内の在庫不足です。

(昨年もそうでしたが、このところ寒い冬続きで羽毛布団の売れ行きが良いんです。)

 

ここまでは、いいんですが・・・

若い営業マン君、次ぎにとんでもないことを言い出しました。

裏値上げ!

 

実は、当社で扱っている羽毛布団、既に値上がりしております。

更に、2次値上げの予定まで伝わって来ています。

 

ところが、営業マン君の言うには、

値上げに並行して、

羽毛の量、質を落とすなどの隠れた値上げも行われていると言うんです。

 

え~っ!

西川産業にしろフランスベッドにしろそんなことはないと信じておりますが、

・・・それは置いといて、

 

若い営業マン君は続けます、

この羽毛掛け布団は減らすどころか、通常1,2Kg使う羽毛を1,6Kg使ってある。

いわば、寒冷地仕様である。

羽毛はハンガリー産のグースである。

(グース:ガチョウはダック:アヒルより暖かいのです。)

キルティングが2層になっている。

日本製である。

もちろん、日本羽毛製品協同組合の品質保証付き。

(プレミアムゴールドラベルと言います。)

そして、

しかも、安い!

 

え~っ!

 

長くなりましたので、

この話、明日に続く。

 

追伸

丸屋家具は、あす24日(金)~26日(日)の3日間、市民タイムス安曇野山光ホールにて、

出張フランスベッドフェアを開催いたします!

フランスベッド製じゃないけど、この羽毛掛け布団も出品しますよ~っ!

 

羽毛布団と安曇野フランスベッドフェア

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日は朝方ポカポカだったのに、午後になったら雪になってしまいました!

高速で塩尻峠を2度往復しましたが、前が見えないくらいの大雪でした。

(平地はさほどの積雪にならず、よかったです。)

 

この冬は、寒いですよね~!

(大雪に見舞われている東北の方々に、お見舞い申し上げます。)

 

その、更に寒い夜ですが、

私は快適な睡眠を手に入れました!

ポカポカで寝ております。

 

別に暖房機器を新しくした訳ではありません。

息を吐けば白く見える寝室です。

 

実は羽毛布団を新しい物に替えたんです!

 

話せば長いことになるんですが、

突然のアポで、福井県の布団問屋さんがやって来たんです。

 

丸屋がお薦めしている羽毛布団は、西川産業かフランスベッド製です。

だから、乗り気じゃなかったんだけど・・・

なぜか、会うことになっちゃって・・・

 

で、若い営業マン君が勧めてきたのが羽毛布団。

羽毛布団って中味が見えないから、そんな知らないところから仕入れないじゃないですか・・・

それが、

若い営業マン君が述べるセールストーク(蘊蓄・うんちく)が、

良いのですよ!

 

結局自分で使ってみて、蘊蓄通り暖かければ仕入れるという話になりました。

(なんと、丸屋担当の印刷のスタッフまで買ってみることになりました!

それほど、営業マン君の蘊蓄が良かったんです。)

 

で、

その結果は、

ポカポカの睡眠となったのでした!

 

      基本 CMYK

 

この話、明日に続く。

(なんと、メーカー希望小売価格20万円の高級羽毛布団が・・・!)

 

 

カシュー

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

どんぐりからカシューナッツの話しに話題が飛びます。

カシュー・ナッツcashew nutはご存知ですよね。

私はビールのおつまみによく食べますが、勾玉(まがたま)状のナッツです。

 

落花生(ピーナッツ)って、どの様に実っているか知っていますよね。

(花が咲いたあと、地面に垂れ落ち、地中で大きくなります・・・だから落花生)

じゃ、カシュー・ナッツの実り方を知っていますか?

 

その前に、家具屋らしい話を一つ!

カシュー・ナッツの殻から作る、家具にも関係する製品の話です。

 

カシューの木はウルシ(漆)科の植物です。

カシューの殻からは、カシュー・ナット・シェル・オイルという油が採れます。

1950年、日本の会社がこのオイルから合成樹脂塗料を発明しました。

それがカシュー塗料です。

漆のような光沢が出る高級塗料です。

 

カシュー塗料のカシューって、カシュー・ナッツのカシューなんですよ。

 

さて、カシュー・ナッツの実り方ですが・・・

驚きの写真を、下記にてご覧ください。

 

http://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%84&hl=ja&prmd=imvnse&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=X0GOUOzWCevsmAWfpoHgDA&sqi=2&ved=0CCoQsAQ&biw=975&bih=540

 

カシュー・ナッツを内包する種が、なんと果実の外にはみ出して実るんです!

 

ただし、海外旅行などで見かけても、決してこの種には触れてはいけません。

火傷のようにかぶれるそうです。

 

今時のカバーリング・・・その2

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日の続きです。

最近のカバーリング事情です。

 

昨日のブログを読んでいただいて、

「?」

と思ったあなたは、鋭い!

 

実は、カバーリングがいくら立体的に縫製されていても、

座面が椅子に固定されていると、

エッジが丸みを帯びているカバーリングの交換は簡単に出来ないのです。

 

そこで、このシラカワの椅子ラプトには特殊な仕掛けがしてあるのです。

 

      

 

上の写真はラプトを裏から見たところです。

座面が2つの大きなネジで留めてあるのが分かりますでしょうか?

このネジ、道具を使わずに、素手で取り外しが可能です。

 

     

 

座面を完全に取り外したところです。

この状態なら、カバーリングの交換も簡単ですね。

 

世間では、今日から衣替え!

椅子も季節に合わせて衣替えが出来ると良いですよね。

 

ラプト、座り心地も、是非実際にお試しください。

皆さまのご来店、こころよりお待ち申し上げます。

 

今時のカバーリング

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

最近疲れ気味の丸山です。

明らかに花粉症の影響です。

早く、花粉よ無くなれ~!

 

さて、話は変わって、

下記は、最近展示を始めた飛騨家具メーカー・シラカワの椅子「ラプト」です。

 

        

 

背当ての部分がゆるくカーブしていて、

非常に座り心地の良いことが特徴の椅子です。

が、

もう一つの隠れた特徴があります。

な~んだ?

 

         

 

実は座面がカバーリングです!

えっ?

そうは見えないでしょ。

だって、エッジが丸みを帯びていますものね。

 

     

 

上の写真はカバーをはずして、裏から見たところです。

実はこのカバー、立体縫製されているんです!

だから丸みを帯びた座面にも対応出来るのです。

 

ラプト、是非実際に腰掛けてみてください。

 

座るって、大変なことなんです!

おはようございます、マルヤ介護ショップほほえみの井田です。

 

さて皆様、いまどんな姿勢でいらっしゃいますか?

 

パソコンの前にいるはずだから、きっと座っていますよね。

椅子を使っている方が多いのかしら。

 

ところで、

この「座る」という姿勢が、意外に重労働だってこと、ご存知ですか?

 

むかしむかし、我々が人類になる前は四足で歩いていました。

私たちの身体の構造は、その時代を基礎としてできているんです。

だから、立ち上がって歩くという”無理な姿勢”をしていると、腰痛からは逃れにくいそうです。

 

そして、その立つ姿勢よりも大変なのが、実は座る姿勢なのです。

 

その証拠にほら、ご自分の姿勢を見て下さい。

こんなに背中をまるめて、

あら、あなたは後ろにもたれていますね。

 

それは、座るということに疲れているからなのです。

椅子やソファーに腰掛ける・・・それだけで疲れるなんて、嫌ですよね。

 

では、この座るための「椅子」を見直してみましょう。

 

以前は家具屋さんだった井田は、多くの方の椅子選びをお手伝いしました。

(井田は丸屋家具の家具小売り部門に居た!)

 

ダイニングセットを買うお客様には、

「まず椅子です。椅子に座ってみて下さい。」

とお願いし続けてきました。

 

椅子選びはデザイン主体の方が多いのですが、

椅子は座って選ぶものなんです。

今使っているその「椅子」、すわり心地で選びましたか?

 

店員の立場から見ていると、腰掛ける椅子によって、お客様の姿勢や表情が大きく変わることがわかります。

身体にあった椅子に腰掛けると、ふっと、なごみ、力が抜けるのです。

 

一度丸屋家具に、椅子を買いにではなく、

(もちろんお買い上げの方には、ありがとうございます、ですが、)

椅子に座るためだけに、来てみて下さい。

きっとびっくりしますよ。

 

たかが椅子、されど椅子でございます。

 

大好きなカリンのソファーが・・・!

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日の続きをちょっと・・・

 

カリモクのカリン材の製品は、カリモクにとって最高級の位置づけだと思います。

(別格でその上にドマーニというシリーズがあります)

それが無くなってしまうとは、

自然環境の保護のためですから、仕方ないのですが・・・

 

ただ、デザインは継承されるそうです。

カリン材は使えなくなりますが、他の樹種で作るそうです。

どんな風に継承されていくのか・・・それはそれで楽しみです。

 

ところで、

関連の印刷部門の応接室に、カリンの応接セットが置いてあります。

 

       

 

上記の写真です。

(実際は1P×2、3P、センターテーブルの4点セットです。)

 

お見えいただいたお客様には、

「このソファーは素晴らしい!」

と言っていただいています。

 

でも、と言うか・・・・

実はこの応接セット・・・中古なんです。

しかも、私の私物です。

 

私はこのシリーズがとっても気に入っているんですが、

いいな~、いいな~と念じていたら、

ある時、中古を引き取る話が降って湧いて、それを個人で買い取ったんです。

(当時、丸屋の中古ショップはオープン前でした。) 

 

でも、大きすぎて、自宅には置けないし、

仕方なく、会社の応接に置いてある次第です。

 

大好きなカリンの椅子が・・・!

こんばんは、丸屋家具の丸山です。

 

昨日の続きです。

 

唐木の内、紫檀、黒檀、白檀で作られたモダンな家具は滅多にありません。

(中国伝統風な家具、高級な仏壇には使われています。)

ただ、カリンだけは別でした。

 

高級木材のカリンで作られたモダンな家具・・・

          丸屋家具に展示中です。

              これです!

 

     

 

この椅子は、日本の椅子100選にも選ばれている名作椅子です。

カリモクを代表する椅子です。

そして、私が一番好きな椅子です。

 

この食堂セットは、あまりに高価なので、年間に何セットも売れません。

(たまには売れますが・・・本当にたまです。)

それでも展示してある理由は、私に思い入れのみです。

 

売れる、売れないは別にして、

世の中にこんな素晴らしい家具がある!

丸屋家具に展示してある!

そんな思い入れです。

 

ところが、ところがです、

カリモクから連絡が入りました。

「カリンを使った家具の生産を中止する」!

 

カリン材の輸入がストップした模様です。

完全に止まったとは思いませんが、

カリモクのように大量に使う所には、量の確保が出来ないと言うことだと思います。

 

あ~残念、無念!

このカリンのセットは売らないことにしようかしら。

 

唐木

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

松本は秋晴れです。

いい天気です!

 

二日間、出張してきましたが、二日ともいい天気でした。

(ブログ、お休みして、すみませんでした。)

(家具の関係の出張でした、またブログで紹介いたします。)

 

車で行って来ましたが、高速道路はかなり混んでいました。

行楽の秋ですからね。

信州にもぜひお越し下さい。

 

さて、カリンのお話しの続きです。

でも、

今日はその前に「唐木」のお話をいたします。

 

唐木とは、昔、中国から輸入された材木の事を言います。

昔とは、江戸時代までだと思います。

明治になってから輸入されたチークなどは含まれません。

 

また、唐木とは唐から来た木と言う意味で、中国産の木と言うことではありません。

唐木の産地は東南アジアです。

 

唐木とされているのは、

紫檀(シタン)、黒檀(コクタン)、鉄刀木(タガヤサン)、白檀(ビャクダン)、カリンなどです。

 

唐木は総じて、堅くて、重いです。

(堅くて、加工が難しい・・・それを加工する所に価値が出る)

 

タガヤサンに鉄刀木の漢字が当てられているのは、

鉄で出来た刀のように、堅くて重いからとされています。

 

紫檀、黒檀、白檀は・・・なんと、水に沈みます!

普通「木」には空気層が含まれるのですが、

これらの唐木には空気層が少なく、樹脂が多く含まれているから重いのです。

 

ところで、

東南アジアでは樹木の乱伐が問題になっています。

高級材とされる唐木の場合、問題は深刻です。

昔から資源枯渇が指摘されてきました。

 

そんな中、情報が一つ届きました。

 

この話、明日に続く。

 

カリン

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

松本の平は、気持ちの良い秋晴れとなっています。

このところ長野県の北部で地震がありますが、

観光には最高の天気になっております!

週末には、ぜひ長野県にお越し下さい。

 

さて、

今日は 「カリン」 のお話しをしたいと思います。

 

信州でカリンと言いますと、たいてい黄色い実をつけるカリンを指します。

この辺ですと、諏訪湖畔のカリン並木などが有名です。

カリンのエキスはのど飴に使われていますので、全国的にも、きっとそうでしょうね。

 

でも、これから話したいのは別の 「カリン」 です。

 

実は、

家具屋で「カリン」と言った時には、黄色い実のなるカリンを指しません。

別のカリンの木を指すんです。

 

実のなるカリンはバラ科、

これに対して、家具材として使われる別のカリンの木があります。

こちらはマメ科です。

マメ科シタン属です。

 

シタン?

紫檀のことです。

 

紫檀?

紫檀(シタン)、黒檀(コクタン)、鉄刀木(タガヤサン)の紫檀です。

 

余計解らなくなりましたか?

時間が掛かりそうなので、この話明日に続く。

 

PS.

明日は出張の予定がありまして、たぶん2日程ブログはお休みになります。

ごめんなさい。

 

ホルムアルデヒド放出の家具!・・・その2

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

いい天気が続いています。

と言うよりは、

暑いです。

 

昨日は真夏日(30℃以上)でした!

松本駅前のビルに掲げられた温度計は34℃だったとのことです!

え~!

まだ5月なのに、

今年の夏・・・電気不足が心配です。

 

さて、

ホルムアルデヒドを放出する家具ですが・・・

困った問題です。

 

以前、

「家具に本物・偽物はない、

家具に求められる機能を有しているならば、

あるのは価格相応の家具だ。」

と書きました。

 

しかしながら、

安い価格相応に、安い材料を使うのは当たり前としても、

ホルムアルデヒドを発散させる様では、

家具としての機能を持っていても、それは論外です。

偽物以下の家具です。

 

今回の報道をネット記事でも読みましたが、

届いた家具を自分で組み立ている途中、気分が悪くなって寝込んだ人もいるそうです。

そんな家具、家具じゃないですよね。

 

別に、

だから無垢の家具を使いましょうとか、

国産の家具を使いましょうと言うつもりはないのですが、

商人のモラルを疑う様な状況があるのも事実です。

安すぎる家具のお求めには注意が必要ですね。

 

ホルムアルデヒド放出の家具!

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

一昨日の新聞に、家具からのホルムアルデヒド放出の問題が報道されました。

東京都が昨年秋に実施した調査結果の記事です。

調査対象はインターネット通販の収納系の家具。

 

インターネット通販で売られている、食器棚、本棚、タンスを30点調べたところ、

6点から基準を超えたホルムアルデヒドが検出されたそうです。

詳しくは下記の東京都のページをご覧ください。

 

http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2011/04/60l4c100.htm

 

 

ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の主な原因物質と言われています。

でも、シックハウス症候群・・・

この言葉、最近はあまり聞かれなくなりました。

 

実は、平成15年の建築基準法改正の規制のおかげで、

建材、作りつけ家具からホルムアルデヒドの発生は大幅に減ったのです。

そして今、シックハウス症候群の元凶として問題視されているのが ”家具” なんです!

 

下記参照して下さい。北海道立林産試験場のページです。

http://www.fpri.asahikawa.hokkaido.jp/dayori/0508/2.htm

 

ところで、

ホルムアルデヒドと言っても、その毒性についてピンと来ない方へ、

ホルムアルデヒドを36.5~37.5%を含有する水溶液を 「ホルマリン」と言います。

 

ショック!!

この話、明日に続く。

 

” ラタン “ を知っていますか?・・・その2

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

さて、今日も暑くなるのでしょうか?

今のところ涼しくて気持ちいいのですが・・・

私はこの後蓼科へ行き、得意先様の結婚式に出席致します。

高原の清々しい空気を吸ってきますね。

 

さて、暑い夏の家具と言うことで ”籐” の話を一昨日致しました。

でも本当は ”籐” は夏の家具ではありません。

その話は、後で致しますね。

 

先日の話をまとめます。

籐は椰子科の植物で、ツル状に育ちます。

太さは2~5㎝(太い種類では8㎝)、無数のトゲに覆われています。

とても大きく(長く)育ちます。

長いもので数百メートルにも達する地上最長の植物です。

 

籐はジャングルの中で光を求めて天に向かって育ちます。

自重を支えるのには幹が細すぎます。

その時に無数に生えているトゲが役立ちます。

他の植物に引っかかって伸びていくのです。

 

しかし、成長に伴ってどこかで落下します。

するとまたツルの先が光を求めて天に向かいます。

 

想像してください、

熱帯のジャングルの中を、縦横に、数百メートルにも育ったトゲのはえたツルを!

それが ”籐” なのです。

 

”籐” の話し・・・まだ続きます。

 

” ラタン “ を知っていますか?

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

今日も暑い一日でした。

暑い夏・・・夏で思い出す家具、ございますか?

” ラタン ” と答えた方・・・あなたは鋭い!

 

でも、今日は ” 鋭いあなた ” の常識を翻すラタンのお話し致します。

 

ラタンは日本語では「籐」と訳されています。

発音は「とう」です。

「藤・ふじ」と似ていますが、「藤」と「籐」はまったく別物です!

「籐」の字は ”たけかんむり” ですが竹の仲間でもありません。

 

「籐」 って何者?

 

「籐」 の産地は主にインドネシアです。

実は、ラタン(籐)は椰子科の植物です。

しかも、600種ほどある仲間の総称です。

 

「籐」は椰子科の植物ですが、

ココヤシやナツメヤシの様な、私たちが抱く椰子のイメージとはまったく違う形状をしています。

 

どんな形状か?

 

幹の直径が2~5㎝(太い種類では8㎝)のツル状の植物です。

そして、幹や葉の裏に無数のトゲが生えています。

驚くべきはそのツルの長さです。

成長すると200メートルから時には数百メートルにもなります!

地上最長の植物です。

 

下記参照下さい。

http://www.three-i.co.jp/601_about_rattan.html

 

この話・・・次回に続く。

 

中古家具の用途

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

ようやく5月らしい天気になりました。

ほっ!

 

本日、私は中古ショップで椅子の掃除をしておりました。

カリモクの椅子ですが、座面が汚れていたので、取り外して専用のクリーナーで洗いました。

見違える様に綺麗になり、我ながら驚いた次第です。

 

皆様のご自宅の椅子も、汚れたら試して下さい。

とっても綺麗になりますよ。

 

ところで、その最中にお客様がお見えになりソファをお買いあげ頂きました。

1000円のソファです。

安いのがあって良かったと喜んでいらっしゃいました。

 

そのお客様が、本館に敷いてある絨毯を売って欲しいと言うのです。

丸屋家具ではお部屋でのイメージを分かりやすくするため、応接セットの下などに絨毯を敷いてあります。

カバーなどは付けておらず、靴で踏める様になっています。

それを売って欲しいというのです。

 

不思議に思って理由をお伺いすると・・・

演劇の公演の舞台セットに使うとのことでした。

それも、たった二日間の公演に使用するだけだから安ければ安い程いいとのことでした。

 

なるほど、中古家具ってそんな使い方もあるんだ!

結局、ソファはお買いあげ頂き、絨毯は御礼に貸し出すことにしました。

中古家具の用途の多様なことを知った日でした。