月別アーカイブ: 2010年1月

「稀」と思いますが・・・もしかすると、そうでもないかも。

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

全くの私事ですみません。

先日、妻が車を運転していて自損事故を起こしました。

事故自体は大したことが無く、人様に迷惑を掛けることもなく、

良かったのですが・・・

 

その原因がちょっと変わっていて、

妻には申し訳ないのですが(ごめんね)、

皆様にご注意申し上げたくて、ご紹介いたします。

 

妻は、とある交差点で右折しました。

ハンドルを切り終えたところで、

何を思ったのか、

走行距離のメーターのボタンを押し、リセットしました。

 

そのボタンはスピードメーターのところにあります。

つまり、

ハンドルの中に左手を伸ばして、ボタンを押しました。

 

次の瞬間、どういうことが起こるか?

 

妻の左手は、切り直して戻ってくるハンドルにロックされました!

逆に言うと、ハンドルは妻の左手でロックされました。

車は大きく右に弧を描いたまま縁石を乗り越えました。

 

大きな事故にならなかったから、笑い話のような話なんですが・・・

実は、同じことをやった人を、私は他に2人知っています。

一人は力任せに手を抜き、そのために骨折しました。

 

この様な事故って、実は多いのではないでしょうか?

ご注意下さい。

 

「ぶり」 みたび

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝の新聞記事です。

国土交通省が29日発表した2009年の新設住宅着工件数、

1964年以来45年ぶりの80万戸割れ、78万8410戸。

またまた「ぶり」に出会いました。

 

1964年というのは東京オリンピックが開催された年です。

ある意味、日本のターニングポイントだった年です。

オリンピック開催を契機に交通網の整備が進み、

高度経済成長(1955~73)の後半を決定付けた年です。

 

その年の水準に住宅着工件数が戻った!

これはちょっと ・・・ちょっと大変な数字ですよね。

 

同時に長野県の着工件数も報道されていました。

10984戸、比較出来る1969年以降最小とのことです。

少なくとも40年ぶり。

 

家具屋の店主としてはこれは困った数字です。

新築件数が減ると言うことは、

当然、新築住宅用の家具も売れないと言うことですからね。

 

では、

丸屋家具の家具小売り部門の売上は、過去何年「ぶり」でしょうか?

実は・・・

大きな声で言えないんですが(言ってもいいか)、

実は昨年対比で上回っているんです。(年度比較、4月~12月までの累計比)

 

ありがとうございます。

これもお客様の皆様のおかげです!

皆様にご支持いただいて、今の数字があります。

 

この場をお借りして心より御礼申し上げます。

誠にありがとうございます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

今後と言えば、

来月2月13日(土)14日(日)は丸屋ファミリー祭、

3月27日(土)28日(日)は復活「フランスベッド特別ご招待会」

を開催いたします。

 

詳細は今後ブログでお知らせいたします。

皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。

 

光の春・・・2010

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

今日は印刷の関係で長野と上田を回ってきました。

行きは高速の姨捨パーキングのあたりが雪でちょっと危険を感じましたが、

昼に上田に回った頃は快晴になりました。

 

気温は高くないのですが、光が強いですね。

見上げる青空の凛として綺麗なこと!

私たちは美しいところに住んでいます。

 

そう言えば、日脚が長くなりつつあります。

朝日が昇るのも、ちょっとずつ早くなっています。

もちろん沈むのも遅くなっています。

 

暖かな地方からは、梅の便りも聞こえてくるこのごろです。 

早く、春よ来い!

 

2月になれば光の春ですね。

昨年のブログに書きましたが、「光の春」はロシアでの2月の呼び名です。

立春ももうじきです。

 

早く、春よ来い!

 

「ぶり」ふたたび

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日の「ぶり」のブログ、ちょっと評判でした。

あんな内容で共感を呼んでも困るんですが・・・

それが今の日本の現状でしょうか?

 

調子に乗って、「2009 年 ぶり」でネット検索してみると・・・

 

1月8日の記事

2009年の輸入車新規登録台数17万8527台。

1992年の18万4615台以来17年ぶりの20万台割れ。

 

1月19日の記事

2009年の首都圏のマンション販売戸数、

17年ぶりの4万戸割れ。

 

1月20日の記事

2009年の粗鋼生産量前年比-26.3%の8753万トン。

1969年以来40年ぶりの低水準。

 

1月26日の記事

2009年の出版物推計売上金額1兆9356億円。

21年ぶりの2兆円割れ。

 

最後に、

2009年のキリンビールのビール系飲料の出荷高、

9年ぶりにアサヒビールを抜いて、首位奪還!

 

私はビール党ですが、別に銘柄は気にしません。

ただ、前にも書いた通り、キリンのハートランドは好きです。

好きですが、キリンを応援してご紹介した訳ではありません。

 

この裏にはビール業界の熾烈なシェア争いがあるんですよね。

ブランドの買収とか・・・

この話はいつか書きますね。

 

流行語大賞候補「ぶり」

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

まだ1月ですけど、今年の流行語大賞の候補をご紹介いたします。

「ぶり」!

「寒鰤」の美味しい季節ですが、「鰤」ではありません。

「久しぶり」の「ぶり」です。

 

1月6日の新聞に出ていたニュースです。

2009年の新車販売台数が500万台割れ。

この数字は1978年以来31年ぶりの数字だそうです。

 

1月23日の新聞に出ていたニュースです。

2009年の全国百貨店の売上高7兆円を大きく割り込み、

1983年以来26年ぶりの低水準。

同じく全国スーパーの売上高、21年ぶりの13兆円割れ。

 

印刷業界のマイナーなニュースかも知れませんが、1月21日の新聞記事。

2009年の紙の国内出荷高、

1989年以来20年ぶりの2559万トン。

 

ホント最近「ぶり」を見かけることの多いこと!

 

 

 

頭の良くなる学習机の使い方・・・があります・・・その3

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

本日は、頭の良くなる学習机の使い方・・・その3です。

 

1,2では、

お子さまが小さい時は、学習机はリビング、居間に置きましょう。

学習机の側面を壁に付けて設置して下さい。

お母様は学習机の裏にすわってお子さんの勉強を見て下さい。

とお話しいたしました。

 

本日はこの使い方に適した学習机のお話しです。

(あらかじめお断り申し上げますが、特定の機種を推奨するものではありません。

そんなことをすると、立場上、色々と差し障りがあります。

あくまで個人的な意見としてお読み下さい。)

 

          

          ある学習机を裏から見たところです。

 

お母様が学習机の裏に座るためには、お母様の足を入れるスペースが必要になります。

背面が塞がれた状態のもの、本棚が下にセットされたものでは長時間は無理です。

上の写真のように、足が入れられるスペースのある学習机をお選び下さい。

 

実は、今までこの様なタイプの学習机は「家具系学習机」の独壇場でした。

ところが、上記の写真は「スチール系学習机」の今年の新作なんです!

昨年まで、こんなシンプルな学習机は「スチール系学習机」にはなかったと思います。

 

最初この学習机を見た時、 

「もしかして、私の昨年のブログ読んで開発したのでは?」

と思った位に驚きました。

 

スチ-ル系学習机、更に進化しています。

 

無くて七癖、あって四十八癖・・・

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日のブログ、お休みいただきました。

すみません。

 

このところ、めちゃくちゃ忙しくて・・・

そのくせ 、貯め込んだ資料の整理なんか始めちゃって・・・

その挙げ句の果てがブログのお休みでした!

失礼を致しました。

 

?・・・そのくせ、貯め込んだ資料の・・ん?

そのくせ・・その「くせ」・・・その「癖」

そうです、これ「癖」なんです。

 

「無くて七癖、あって四十八癖」とはよく言ったものです。

私なんて癖だらけなんですが、

これも癖なんです。

 

つまり・・・

どうしてもやらなければならない仕事に迫られると、

「片付け」を始める「癖」!

 

昔からそうでした、

夏休みとかで、宿題がたまってしまい、どうしようもない状況に追い込まれると、

部屋の掃除を始めるんです!

 

そんな時間なんか無いぞ!

すぐに宿題に取りかかれ!

と思っているのに、部屋を片付け始めるんです。

 

困った癖で、不思議な癖ですが、

よっぽど宿題がやりたくないんでしょうね、

これまたやりたくないはずの掃除を始めるんだから!

 

ところで、あって四十八癖の48は数の多いことを指すそうです 。

「いろはにほへと ~ ん」の文字数が48ですが、この事から多いことを指すようになったそうです。

ちなみに大相撲の決まり手四十八手も同じ意味だそうです。 

 

頭の良くなる学習机の使い方・・・があります・・・その2

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

前回に引き続き、「頭の良くなる学習机」の使い方のお話しです。

本日は「学習机の置き方」についてです。

 

前回、

お子さまが小さい時は、学習机はリビング、居間に置きましょうと言うお話しを致しました。

 

その心は、

「家族で一番長い時間を過ごすところに学習机を設置し、

お母さん(お父さん)が勉強を見てあげるようにする。」

と言うところにあります。

 

では、

お母さんが勉強を見てあげやすい学習机の置き方がありますが、

それはどんな置き方でしょうか?

 

答えは、

「学習机の側面を壁に付けて設置する」

です。

 

理由は、お子さんの反対側にお母さんの座るところを確保したいからです。

普通は学習机の背面を壁に付けると思いますが、

側面を壁に付け、背面にはお母さんに座っていただきたいのです。

 

横にすわって勉強を見てあげるより、

反対側にすわり、お互いの顔を見て勉強した方が、

絶対に効果が上がるからです。

 

ただ、問題があるんですよね。

この方法に適した学習机と、そうでない物とがあるんですよね。

その事に関しては次回のブログでお話しいたします。

 

     

         こんな感じにしたい訳です。

 

くしゃみの健康対策

こんにちは、マルヤ介護ショップほほえみの井田です。

ずいぶんとご無沙汰でございます。

 

実は私、正月明けからずっと風邪を引いておりまして、元気がなかったのです。

いつまでも咳が抜けないと思っていたら、

なんと、気管支炎を患っていました!

 

でも、

お医者さんってすごいですね、ちょちょっと見て、

「いい薬があるよー」って、

すぐに楽になるのですから。

助かりました、ありがとうございます。

 

そこで本日は、咳とくしゃみのお話です。

咳やくしゃみは一瞬の間に身体の内側にすごい圧力をかけます。

くしゃみをした拍子にぎっくり腰、という話もよく聞きますね。

 

数日前の朝のTVで特集していましたが、

くしゃみをすると、腰にかかる力は何と、450kgだそうです!   

(本当に!)

 

ところが、両手を膝に当ててくしゃみをすると、

今度は50kgまで減ってしまいます。

くしゃみの爆発的な力を外に逃がすのです。

 

今度から咳やくしゃみをするときは、こうしましょう。

  ◎机や壁に手をついてもたれる

  ◎両手を膝に当てる

  ◎座っている方はそのままで安心

 

こんなワンポイントは 覚えておくとお得です。

では、またお会いいたしましょう。
 

 

頭の良くなる学習机の使い方・・・があります!

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日は私の学習机に対する想いを書かせていただきました。

かなり思い込みが強い部分もあったかと思いますが、

ご勘弁下さい。

 

さて、

思いを込めて学習机を買っていただきましたからには、使ってください。

勉強が出来る子になって下さい!

低学年では学習机は必要ないなんて言わせません。

 

実は、「頭の良くなる学習机」の使い方があるんです。

 

本日はその1・・・「学習机はどこに置くのがいいか?」

学習机は置く場所によって、利用頻度が劇的に変わるんです!

もちろん使用頻度が上がるとは、勉強をするようになるという意味です。

 

その場所は何処か?

 

答えは、「リビング・居間」です。

詳しく言うと、「低学年の時はリビング・居間」です。

 

意外に思われますか?

でも、居間に設置するケースって結構あるんですよ。

丸屋家具の納品でもございます。

 

理由は、

子供部屋に一人でいると、遊んでばかりいる。

横に、親がいないと勉強しない。

子供が親のそばに居たがる。

親が子供のそばに居たい。

勉強していて、分からない時、すぐに教えられる。

横に付いていて、一緒に勉強をしたい。

親の目の届く範囲にいさせたい。

などなどです。

 

リビングだと、テレビが気になって勉強しないのでは?・・・と思うでしょ。

実はこんな話があります。

 

東大生へのアンケートで、

「勉強していた場所はどこ?」と言うのがあって、

1位が 「リビング・居間」 でした。

 

PS.

「学習机の基礎知識」と題して、昨年の「学習机の選び方」のブログを、

簡単な冊子(16頁)にまとめました。

ご希望の方に差し上げます。(無料です)

(申し訳ありませんが、当店近郊の方に限らせて頂きます)

”お問い合わせ”からお申し込み下さい。

 

学習机を売るとは、幸せを売ること。

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

本日も学習机に関してのブログです。

でも、学習机の基礎知識に付きましては、前回で終わりにして、

本日からは、学習机に対する私の想いを書かせていただきます。

 

初めに、「学習机は必要か?」という議論に関して、売る側の立場から一言・・・

商売柄、ネットの情報を参考にさせていただきますが、

「学習机は低学年では必要ない」との意見をよく見かけます。

 

この意見について・・・

確かに、学習机を「勉強するための机」と捉えれば、この考え方はその通りだと思います。

でも、学習机の存在価値って「勉強」だけじゃないですよね。

これは全ての 「物」 に共通することだと思いますが・・・

 

上手く言えないんですが、

学習机は「物」そのものが持つ価値以上に、

その「物」に込める「想い」が重要な商品だと思うのです。

 

私の想いですが、

おじいちゃんおばあちゃんを巻き込んで、

家族中がお祭り騒ぎをするように学習机を買い求めていただきたい。

お子さんには、思いっきりワクワクドキドキして小学校に入学していただきたい。

 

小学校に入学したらいろんなことがあるだろうけど、

その時に、学習机がお子さん達の成長の中心にいて欲しい。

 

叱られて泣くこともあるだろう、

楽しくて笑うこともあるだろう、

 

机いっぱいに広げた紙に夢を描いて欲しい。

引き出しに秘密を隠すもいい。

学習机の価値ってその方が大きいと思う。

 

当社の学習机売り場で子供達の顔を見ていると、実感します、

「学習机を売る」とは「幸せを売る事だ」と。

 

学習机の選び方・2010年度・・・その15・ワゴン

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

YAHOOあるいはGoogleで「学習机」を検索して、このブログに来ていただいた方、

ありがとうございます。

←←←左のカテゴリーの中に ”学習机” のカテゴリーがございます。

クリックしていただくと、私が過去に書いた学習机に関するブログがまとまって出てきます。

拙い内容ですが、どうぞお読み下さい。

 

本日はワゴンについて書かせていただきます。

 

最近は、学習机の脇の引き出しですが、一体型がほとんど無くなりました。

ほとんどの学習机はワゴン型になりました。

お子さまが成長した時、このワゴンを机の下から出して、横に置いて使うためです。

 

そのため、ほとんどのワゴンの天板はリフティング式になっています。

天板をリフティングの一番上で止めると、机の天板と高さが揃います。

成長にあわせて机の上を広く使う工夫ですね。

 

さて、ここで問題です。

リフティングは何段階にも調整出来るものが多いのですが、

途中で止めて使うケースはあるでしょうか?

 

うーむ

一見使い勝手の良さそうな多段階調整機能ですが、

実は一番下か、一番上しか使わないという矛盾があります。

 

それを反省して、

リフティング機能の無いワゴンに、上置きの天板を用意してあるタイプもあります。

 

この発想、素敵だと思うのですが、

問題があります。

お子さまが大きくなるまで、その天板をどこに保存しておくか・・・です。

 

お子さまが大ききなった時に、

ワゴンを横に置いて使うスペースを、予め考えておくことをお勧めいたします。

 

学習机の選び方・2010年度・・・その14・引き出し

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝も冷え込みましたが、

日中はいい天気になり、朝方の冷え込みが嘘のように暖かに一日でした。

 

さて、

昨日紹介した「指物家具」の継手ですが、

府中家具工業協同組合のページをご覧頂けましたでしょうか?

詳しく載っているでしょ、実は他のページもとっても参考になります。

是非他のページもご覧下さい。

 

ところで、

ここに出てくる「蟻(あり)組接ぎ」ですが、学習机にも使われています。

場所は学習机のワゴンの引きだしの接合部分です。

 

引き出しをちょっと引き出して、横から覗くとすぐに分かります。

この部分は使用頻度から強度が要求される箇所なので、

蟻組接ぎと言う強固な接続手法が使われます。

 

ただし、家庭用家具メーカーの学習机に多く見受けられる接合方法です。

家庭用家具メーカーの学習机はスチール系に比べてちょっと高いとお話しいたしましたが、

この様なところにその違いがあるんです。

 

“指物”の読み方

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝は寒かったですね!

自宅のお風呂場で氷が張っていました。

気象庁のデータでは松本の最低気温は-9.9℃でした。

寒い訳です。

 

その寒い中を、本日も多くのお客様に来店いただいております。

心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございます。

 

さて、本日も家具の蘊蓄(うんちく)話をお書きします。

先ずは読み方から、

次の漢字は何と読むでしょうか?

「指物」

 

”ゆびのも” ではありません。

正解は「さしもの」です。

 

昨日の「抽斗」よりは楽だったと思います。

では、

”指物家具” とはどの様な家具のことでしょうか?

これはちょっと難しいかな?

 

指物とは、

木と木を特殊な接合方法で継ぐ(釘など接合のための金属を使わない)木工芸技法のことです。

指物家具とは、

指物技法で作られた家具のことで、箪笥類、机類などの調度品指物と

箱物、板物、曲げ物などの茶道指物に大別されるそうです。

 

江戸指物、京指物などが有名ですが、松本指物もございます。

木材の産地の近辺には、昔から伝統家具の産地があります。

松本も有名な伝統家具の産地です。

 

指物の継ぎ手については、下記の府中家具のページを参照下さい。

 

http://www.fuchu.or.jp/~kagu/siryo/kumite.htm

 

“抽斗”の読み方

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日、業界用語の「箱物」「脚物」について書きました。

その続きと言っては何ですが、

次の漢字の読み方をご存知ですか?

「抽斗」

 

”ちゅうと”ではありません。

「箪笥の抽斗」と使われます。

な~んだ?

 

正解は「ひきだし」です。

 

ブログネタにと思い、語源を調べたのですがよく分かりませんでした。

中国語?と思い、中国から来ている研修生に聞いたところ、

「抽」の部分は同じだけど、後ろが違うと言われました。

 

エキサイトの中国語翻訳では

「抽斗」→「抽屉」 と出てきます。

やはり中国語由来だと思います。

 

翻訳ページ・・・非常に便利ですね。

下記を参照下さい。

 

http://www.excite.co.jp/world/

 

蛇足の蘊蓄を一つ。

箪笥(タンス)の数え方ですが、一竿(ひとさお)、二竿(ふたさお)と数えます。

その昔、箪笥を運ぶ時、箪笥を竿にくくりつけ2人がかりで担いだことに由来するそうです。

 

箱物と脚物について

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

挨拶回り、新年会等で丸屋家具のご紹介をさせていただく機会を多く得ました。

ここぞとばかりに丸屋家具を宣伝させていただきました。

 

その中で質問もいただきました。

必ず聞かれたのは、

「どんな家具が売れ筋なのですか?」

と言う質問です。

 

で、私の答えは、

「今は箱物が売れない時代になりました、売れるのは脚物ですね」

相手の方は、

「?」と言う顔をされます。

 

「箱物」「脚物」は家具業界の言葉です。

一般の方はご存じないですよね。

 

整理ダンス、洋服ダンス、婚礼セットのような収納系の家具を「箱物」と言います。

そのものズバリ大きな箱状態ですから「箱物」です。

一方、ダイニングテーブル、応接セット、ベッドなどを「脚物」と言います。

それぞれ長短はありますが「脚」が付いているでしょ。

 

丸屋家具だけではありませんが、

婚礼セットに代表される洋服ダンス等の箱物の需要は本当に少なくなりました。

生産量はピーク時の10分の1以下だそうです。

 

丸屋家具ではベッドを筆頭に「脚物」のダイニングセット、応接セットが売れ筋です。

御用の節は、丸屋家具をよろしくお願い申し上げます。