こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。
昨日の続きです。
今回は、家具の品質の違いを説明したいのですが、その前に、バターとマーガリンの話をしています。
バターとマーガリンは似ているけど、全く違うものです、とお話しいたしました。
さて、
バターとマーガリンは似ていて当たり前、マーガリンはバターの代用品として開発されたからです。
安くて、同等の品質であれば、近代科学の産物、それはそれでいいと思います。
が、実は品質に問題があります。
皆さんは1年ほど前に報道されたトランス脂肪酸の話を覚えていますか?
アメリカで、ニューヨーク州など複数の州で使用規制された油です。
それまでは、マクドナルドとかで使われているフライ用の油に、トランス脂肪酸が多く含まれていました。
トランス脂肪酸の問題点は、体内に入っても分解されない点にあります。
その為、一部が体内に蓄積され、動脈硬化などを引き起こすとされています。
実はこのトランス脂肪酸、マーガリンに10%程含まれています。
だから、我が家ではマーガリン使用禁止令を出している訳です。
ただ、我が家で出来る事はこれ位なんですよね・・・
トランス脂肪酸が多く含まれる食品、他にもあります。
ショートニングです。
パンとかお菓子の原料欄に書いてあるでしょ、「ショートニング」
サラサラした白い粉です。
熱を加えると液体になり、常温ではサラサラしますから、ショートニングを入れてお菓子を作ると、仕上がりがサクサクして美味しくなります。
だからクッキーなどのお菓子には、必ずと言っていいほど入っています。
ショートニング、別名を「無水マーガリン」と言います。
マーガリン同様に、トランス脂肪酸を多く含んでいます。
これって、我が家では、防ぎようがないんですよね。
話が長くなりましたが、
バターとマーガリンは全くの別物で、昔言われていたのとは逆にマーガリンは健康に宜しく無いというお話でした。
家具の話はさて置き、皆様にはバターのご使用をお勧めいたします。