こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。
先ほどまで小雨が舞っておりました。
昨日の雨の影響もあって、今朝方は温かく感じたのですが、
寒くなっております。
それもそのはず、
昨日は立冬でした。
暦の上では、2月4日の立春まで、もう冬です。
それにしても、
今年の紅葉は鮮やかです。
中でもドウダンツツジの赤が鮮やかです。
(当地では、もみじが昨日の雨で散り始めました)
ドウダンツツジ、
漢字で書くと灯台躑躅、あるいは満天星だそうです。
ともに、まったく読めません。
灯台躑躅、前二文字「灯台」が「ドウダン」です。
岬に立つ燈台ではなく、屋内用の燈火です。
燭台(しょくだい)のイメージ・・・ですね。
語源は、ドウダンツツジの枝が三叉に分かれる様子が、
結び灯台と呼ばれる屋内用燈火の、
油皿を支える3本の木の形状に似ているからだそうです。
灯台躑躅、後ろ二文字「躑躅」が「ツツジ」です
躑躅・訓読みで「てきちょく」、行ったり来たりすると言う意味だそうです。
ツツジの葉には毒があり、羊が食べると、ふらふらするからだそうです。
ちなみに、
同じツツジ科の馬酔木(アセビ、アシビ)は、
馬が食べるとふらふらするから、この漢字なんだそうです。
満天星の方は、中国の故事から付いた名前だそうです。
精霊水を誤って掛けてしまった木に、
その水が、星のような花になったという話です。
ドウダンツツジの花の咲き様は、確かに満天の星のようです。