遺伝子と笑い

メリークリスマス、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日、最後にご紹介した村上和雄氏のお話をします。

氏は遺伝子の研究をしています。

 

数年前、「人のゲノム」の解析が、全て終了したと話題になりました。

ゲノムとは、gene(遺伝子)とchromosome(染色体)を組み合わせた言葉です。

一般には、生物のもつ遺伝子(遺伝情報)の全体を指すそうです。

 

人の体はこのゲノムの指示通りに作られます。

人は親からこのゲノムのセットを貰います。

だから、親子は顔つきや体つきが似ます。

それどころか、ゲノムは性格の形成にまで関与し、親子は性格まで似るそうです。

 

もっと恐ろしい事には、掛かりやすい病気にまでゲノムは関与します。

遺伝子のほんのちょっとした違いにより体質が決まり、親子は体質が似ます。

体質の違いに因って、掛かりやすい病気があるそうです。

だから、「我が家は糖尿病の系統だ」とか言うのは、本当の話なのだそうです。

 

この事から、

「人は生まれながらに、亡くなる年が定められている」

などと言った意見が出てきているそうです。

 

ところが、多くの遺伝子は活動をしていないそうです。

遺伝子が眠った状態なのだそうです。

活動している悪い遺伝子を眠らせ、寝ている良い遺伝子を活動させる事が出来れば、

全てが好転します。

そんな事が出来るのか?

 

「出来る」と、村上先生は断言します。

 

村上先生は糖尿病の遺伝子解明の専門家ですが、

吉本興業と組んで笑いと血糖値の関係を実験したそうです。

糖尿病患者が食事をした後、笑うと血糖値の上昇が抑えられるそうです。

詳しくは下記のページ、笑いと遺伝子を参照下さい。

 

http://mind-gene.com/

 

村上先生曰く、

笑うと、眠っている良い遺伝子のスイッチがオンになるそうです。

明るく元気に生きると、眠っている良い遺伝子のスイッチがオンになるそうです。

米長邦雄氏の話と通じますね。

 

世の中、金融恐慌の様相を呈してきましたが、明るく前向きに生きると何事も好転すると思います。