こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。
昨日書いた蛸のマリネの話に出てくるトランス脂肪酸関連の話です。
トランス脂肪酸の詳しい内容は、以前書いた下記のブログを参照下さい。
http://www.maruyakagu.jp/days/?p=870
http://www.maruyakagu.jp/days/?p=875
http://www.maruyakagu.jp/days/?p=885
http://www.maruyakagu.jp/days/?p=890
今日、お話するのは表題の「アクリルアミド」!
今月初旬の信濃毎日新聞に「アクリルアミド」の話が載っておりました。
実は、アクリルアミドの発がん性は、過去にも何回か信毎に取り上げられているのですが、
今回は語調が強くなっております。
曰く、
内閣府・食品安全委員会が、
「できる限りアクリルアミドの摂取の低減に努める必要がある」
との見解を発表した。
ではアクリルアミドとは何者か?
アクリルアミドはアクリル酸を母体とする有機化合物です。
通常は工場で生産される化合物で、発がん性云々以前に、
劇物に指定されている毒薬です!
そんな、アクリルアミドですが、
実は、料理をする過程で生成されてしまうことがあるのです!
農林水産省のページから抜粋すると、
「食品を加熱調理する過程において、食品中では様々な化学物質が生成される。
そのような加熱食品に含まれる有害化学物質のひとつがアクリルアミドです。
国際機関は、動物実験の結果から、ヒトにおそらく発がん性がある物質とアクリルアミドを分類しています。」
とのことです。
具体的に、アクリルアミドを比較的多く含む食品は、
食パン、フランスパン等のパン類、ポテトチップス、フライドポテト等のじゃがいも加工品、
麦茶、ほうじ茶、コーヒー!
野菜炒め!
え~っ!
食べるもの無くなっちゃうじゃん!
詳しくは、下記農林水産省のページを参照下さい。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/acryl_amide/index.html