こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。
本日もいい天気です!
そして、ちょっとだけ寒いです。
まわりで風邪気味の方が増えております。
どちら様も、体調の維持管理にお気をつけください。
さて、
先日気になるネットニュースを見かけましたので・・・
炭水化物ばかり摂っている方は短命で、
脂肪を多く摂っている方は長生き!
と言う記事でした。
最近流行りの糖質制限の延長でしょうか?
読んでいて思い出した言葉があります。
「嘘には3種類ある。
嘘、
ひどい嘘、
そして統計」
19世紀のイギリスの政治家ディズレーリと言う方の言葉です。
ネットの記事には根拠となる統計の説明は無かったです。
このような記事を読んだ時、自分が置かれた状況にあてはめて考えますが、
・・・つまり、記事内容は自分に当てはまることと考えますが、
統計の試料を集めた相手は、自分が置かれた状況と同じとは限りません。
もし、世界規模で試料を集めたとすると、
その方が統計に偏りが無くなりますが・・・
食べることに困っている方が多数含まれます。
1日のわずかな食料が全て炭水化物・・・十分あり得る話です。
たらふく肉を食べことが出来る方、もちろん脂肪の摂取も多いです。
どちらのグループが長命でしょうか?
わずかな食料にも事欠く方のまわりには病院はあるでしょうか?
あっても、お医者さんに見てもらうお金はあるでしょうか?
お肉をたくさん食べる方のまわりには、きっと高度医療が受けられる病院があるでしょう。
どちらのグループが長命でしょうか?
間違いなくお肉をたくさん食べる方=脂肪をたくさん摂ってる方のほうが長生きです。
でも比べること自体が無意味ですよね。
一つの要因に自動的について来る別の要因があるのです。
それも、めちゃくちゃ多いはずです。
その内の二つ(炭水化物と脂肪)を取り出して比べたところで、
なんの関連も証明出来ないと思います。
この記事の真偽についてとやかく言うつもりはありませんが、
統計で嘘をつくのは簡単なことです。