こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。
いい天気です!
さて、
5日(火)に竜王戦5組の決勝戦がありました。
石田直裕五段(先手)VS藤井聡太七段(後手)戦でした。
結果を先に言うと、藤井七段が96手で勝ち、
5組の優勝者として、昨年度に続き、本戦トーナメントに進出を果たしました。
おめでとうございます。
本線トーナメントでの活躍を期待いたします。
ところで、
この対局の67手目に、石田5段が6三歩と打ちました。
解説では同金は7二銀の飛車、金の両取りを仕掛けられるから、
これは絶対に無いという内容でした。
実況している将棋ソフトの見通しも同様でした。
ところが、藤井七段は同金と出たのでした!
当然、ソフトの評価値は、一気に大幅なマイナスに転びました。
でも、解説者は・・・
「藤井七段が同金としたからには、・・・詰みがあるということですか?」
「読み切っているということですか・・・」
そこから、必然的な手順で9手進むと、
ソフトの評価値が、突然、藤井七段が有利と傾くのであります。
そこから、これまた必然的な手順で6手進むと、
ソフトの評価値はほぼ藤井七段の勝勢と変わり、
更に2手後(85手目)には詰みありの評価が出ました!
要するに、
将棋ソフトが読めなかった手順を、
藤井聡太7段は、68手目の同金で読んでいたのです!
(正確には66手目の同銀ですが・・・)
もうネット上では大騒ぎ!
毎局、藤井七段の対局では驚きの手順が出るのですが、
今回の読み手順は、
15手もソフトが遅れを取ったのでありました!
え~っ!