驚懼疑惑・きょうくぎわく!

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

「僥幸」のタイトルで何回もブログを書いております通り、

藤井聡太七段を応援しております。

 

明日19日の王将リーグ最終戦の大一番を控え、

ネットにも多くのニュースが流れております。

 

その中で、

藤井聡太七段の地元紙中日スポーツの記事から引用をさせていただきます。

 

藤井聡太七段の4代上の師匠は、

あの木村義雄十四世名人なのだそうです。

 

先日の久保利明九段との対局後、

藤井聡太七段は、

「気負わず普段通り指せればと思う」

と、最終戦に向けて話しておりましたが・・・

 

その木村名人は、

「驚懼疑惑(きょうくぎわく)」に囚われるな、

と自著「将棋一代」の中で書かれていたそうです。

 

驚懼疑惑・きょうくぎわく?

 

相手と対峙したときにおこる心の動揺、

心の動揺を抑えきれない状態をあらわした言葉だそうです。

 

木村名人曰く、

驚き、懼(おそ)れ、疑い、惑いこそが勝負の妨げとなる「四病」で、

これを脱却する捷径(ちかみち)は、

勝敗を超越することである。

 

お~っ!

 

「気負わず普段通り指せればと思う」

なのであります!

 

蛇足

懼れる・おそれる とは、

あやぶむ。

おどおどする。

「失敗を懼れる」「不正の発覚を懼れる」「勇者は懼れず」

だそうです。

 

頑張れ藤井聡太七段!