僥倖・・・その52・・・の2

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

いまだ興奮冷めやらず!

昨日の朝日杯将棋オープン戦の準決勝と決勝のはなしです。

 

昨日は、ネットTVのアベマの中継を見ていたのですが、

感想戦、インタビュー、表彰式など、

朝日杯の中継が続く中、ブログを書きました。

 

なので、あまり詳しいことに触れる時間がなかったのですが、

準決勝の対渡辺明名人戦!

恐ろしい対局でした。

 

今どきの将棋中継はAIの評価値が画面の上部に表示されるのです。

素人の私はそれを見て、一喜一憂するのですが、

渡辺名人の新手を、

「こちらも考えてました」とばかりに受けまくり、

藤井聡太二冠が、序盤はリードしていました。

 

ところが、渡辺名人の桂打ちに、金が右に寄ったあたりから、

形勢が徐々に悪くなり・・・

ついには、評価値が1対99にまでなってしまいました!

 

藤井2冠の勝つ確率が、

1%!

 

え~っ!

 

絶望的なのでありますが、

最後まで見届けるのがファンの役目・・・

そう思って、

渡辺名人の連続王手をしのぎ続ける対局を見守っていました。

 

ところが、

渡辺名人が123手目、歩打ちで王手をした局面、

突如として、評価値が逆転したのです!

 

正確な数字を覚えていないのですが、

97対3くらいまで、ひっくり返ったのです!

 

はじめは将棋AIの表示ミスかと思いました。

が、

渡辺名人の様子もちょっと変・・・

 

え~っ!

 

全くの逆転!

50対50に戻すとかじゃなくて、

逆転!

 

え~っ!

 

そして、数手後に勝利をもぎ取りました!

 

決勝の対三浦弘行九段戦でも、

将棋AIの評価値は、いっとき2対98になりました。

藤井2冠の勝利確率2%です。

 

そこから逆転して、優勝!

 

え~っ!

 

ネット上の藤井ファンは大騒ぎ!

 

恐ろしい対局を見させていただきました。

ありがとうございました。