僥倖・・・その53

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝は寒かったです!

北アルプス全体が、麓から真っ白になっていました。

 

真っ白な北アルプス・・・

年に一回見ることが出来るかという景色です。

(北アルプス、冬山でも、地肌が見えて真っ白にはならないのです)

 

さて、

タイトルを僥倖にするか迷ったのですが・・・

やっぱり「僥倖」にいたしました。

 

僥倖、

ぎょうこう、

「思いがけない幸運」と言う意味なのであります。

 

藤井聡太、当時の四段が使って、

恥ずかしながら初めて知った言葉なのであります。

そこで、藤井聡太、今は二冠が活躍すると、

「僥倖」のタイトルで、ブログをUPしてまいりました。

 

昨日も活躍したの?

 

はい!

竜王戦の2組ランキング戦、準々決勝で広瀬章人八段に103手で勝ちました!

 

それだけ?

優勝とかじゃないの?

 

そうなんです・・・

だから、

迷ったのです。

 

でも、

広瀬八段は強豪です!

A級棋士です。

今、A級順位戦で、最終局を残して2番めの成績です。

優勝したら、渡辺名人に挑戦する立場です。

 

お~っ!

 

それが、

昨日の対局では、

藤井聡太二冠が、圧勝しました!

 

え~っ!

 

藤井聡太二冠の将棋には華があります。

妙手が出たり、

逆転したり、

あっと驚く展開が多いのです。

 

ところが、

昨日の対局では、

最初から藤井二冠がリードして、

じわじわとそのリードを拡大させ、

そのまま、反撃の隙きも与えずに、圧勝してしまいました。

 

広瀬八段に何もさせなかった!

そんな感じで終局を迎えました。

 

華が無い、

盛り上がりに欠ける、

藤井二冠らしくない、

静かな、

圧勝だったのです!

 

え~っ!

 

そして、

私には、

あくまで、私には、

本気で勝ちに行った一局に見えました。

 

普段手を抜いているという意味ではありませんので、

念の為。