たね!

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

うちの子どもの好きな絵本に「ねむいねむいねずみ」シリーズがあります。

作者は佐々木マキさんと言います。

 

「ねずみがたびをしていたよ」

で始まるこの絵本を、代々、うちの4人の子ども達は大好きです。

今は一番下のちびがはまっていて、

ぼろぼろになった絵本を抱えて来て、私に読めと迫ります。

 

その佐々木マキさんの絵本に「ぶたのたね」と言う絵本があります。

こちらは、うちの子どもに今ひとつ人気がありませんでした。

でも私は気に入っています。

 

走るのが遅いオオカミがいて、どうしても豚を捕まえられない。

すると、友達のキツネ博士が「ぶたのたね」を発明する。

何と、この「たね」を地面に埋めると、大きな木が生えてきて、

その木に「ぶた」が実ると言う物語です。

 

こういうお話は、子どもでも絵本の中のお話しだと思う、

と思っていたいたのですが・・・

先日ラジオで聞いたお話です。

 

太郎さん(仮名)の思い出話です。

 

太郎さんが小さい頃、

初めてアーモンドチョコレートを食べました。

すると、口の中にかたい粒が残りました。

もちろんアーモンドの粒なんですが、

 

小さな太郎君はお父さんに聞きました、

「これな~に?」

お父さんは、

「チョコレートの種だよ」と教えてくれました。

 

小さな太郎さんは、喜んでその「種」を庭に埋めました。

毎日水をあげたそうです。

はやく芽が出て、チョコレートが実ります様に・・・

 

太郎さんが、だまされたと気が付いたのは、

だいぶ大きくなってからのことだったそうです。