桜湯

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

満開のさくらにはちょっと無粋な雨です。

私は色の濃いさくらが好きです。

(八重よりは薄い方がいい)

雨にあたると、桜色って褪せるんですよね。

残念至極です。

 

さくらの色素は水に溶けるのだと信じています。

それは、何かの文献で読んだとかじゃないんですが、

昔、九段下で見た光景が脳裏にあって・・・

流れる雨水が薄くピンク色に染まっていたんです!

 

ウソだ~!

と思いの方へ、

 

”桜湯”をご存知ですよね。

お祝い事の席などで振る舞われる、桜の花が入ったお茶、

お茶というか、お湯ですけど。

 

お祝いの席では、お茶を濁されてはたまらないので、

お茶は用いないのだそうです。

その代わりに出されるのが”桜湯”

桜の花の塩漬けにお湯を注いだものです。

 

あれって、お湯が薄いピンク色に染まっていますよね。

何かで着色してあるのでしょうか?

私は桜の色素が溶け出したと信じています。

 

その方が夢がありますよね。