生ビール神話

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

本日午後、当社周辺は猛烈な雷雨となりました。

久々に、太い稲光と大音量の雷鳴に遭遇しました。

私は、光った途端の「ピシャッ」と言う雷鳴に、5㎝ほど飛び上がりました。

寒気団が日本列島の上空に入ったためとのことです。

 

さて、

ビールの話が尽きません。

これからのシーズン、酒席の話題にビールの蘊蓄をどうぞ。

 

本日は「生ビール」の神話について・・・

 

みなさん、

居酒屋で出てくるジョッキのスーパードライも、缶のスーパードライも、瓶のスーパードライも

みんな、全く同じ製品だってご存知ですか?

アサヒだけでなく、キリンもサッポロもサントリーも皆同じです。

出荷元のビール工場の同じビールが、詰められる容器が違うだけです。

 

うっそー!

そんなこと言われたって、ジョッキのほうが美味しい・・・

 

少なくとも、

ビール工場併設のビアホールで出てくる生ビールは、中身が違うのではないか!

隣で造って、すぐ飲む生ビールは美味しい・・・はずだ!

ちょっと離れても、工場直送を謳った生ビールは中身が違うのではないか!

美味しい・・・気がする。

 

残念ながら、皆同じ中身です。

 

でも、早く飲んだ方が美味しいでしょ。

 

流通している生ビールは、数日で味は変化しません。

だって、中身のビールは時間と共に変化しないようにしてあるから、

それは、本当の「生」ではないから。

 

昔サントリーが瓶入りの「生ビール」を販売しました。

特殊なフィルターで酵母菌を取り除いて、出荷したのです。

 

それまでは、各メーカーは熱を加えて酵母菌を不活性化して出荷していました。

酵母菌が生きていると、味が変化するからです。

 

それを、サントリーはフィルターでやってのけたのです。

そして、サントリーは、熱を加えてないから「生」と主張した訳です。

 

他のメーカーは、こぞってこれに異議を唱えました。

確かに熱は加えていないが、

酵母菌がいないのに「生」は不当表示だ!と

 

ところが、

公正取引委員会が、サントリーの主張を認めたのです。

熱を加えていないから・・・それは「生」と言うことです。

 

生ビール神話、次回に続く

 

明日17日(水)、丸屋家具は「ほほえみ健康倶楽部」を除いて、

臨時のお休みを頂きます。

悪しからずご了解をお願い致します。