唐木

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

松本は秋晴れです。

いい天気です!

 

二日間、出張してきましたが、二日ともいい天気でした。

(ブログ、お休みして、すみませんでした。)

(家具の関係の出張でした、またブログで紹介いたします。)

 

車で行って来ましたが、高速道路はかなり混んでいました。

行楽の秋ですからね。

信州にもぜひお越し下さい。

 

さて、カリンのお話しの続きです。

でも、

今日はその前に「唐木」のお話をいたします。

 

唐木とは、昔、中国から輸入された材木の事を言います。

昔とは、江戸時代までだと思います。

明治になってから輸入されたチークなどは含まれません。

 

また、唐木とは唐から来た木と言う意味で、中国産の木と言うことではありません。

唐木の産地は東南アジアです。

 

唐木とされているのは、

紫檀(シタン)、黒檀(コクタン)、鉄刀木(タガヤサン)、白檀(ビャクダン)、カリンなどです。

 

唐木は総じて、堅くて、重いです。

(堅くて、加工が難しい・・・それを加工する所に価値が出る)

 

タガヤサンに鉄刀木の漢字が当てられているのは、

鉄で出来た刀のように、堅くて重いからとされています。

 

紫檀、黒檀、白檀は・・・なんと、水に沈みます!

普通「木」には空気層が含まれるのですが、

これらの唐木には空気層が少なく、樹脂が多く含まれているから重いのです。

 

ところで、

東南アジアでは樹木の乱伐が問題になっています。

高級材とされる唐木の場合、問題は深刻です。

昔から資源枯渇が指摘されてきました。

 

そんな中、情報が一つ届きました。

 

この話、明日に続く。