萩と秋の七草

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日 ”おはぎ” の話をしました。

秋彼岸の頃に咲く ”萩” に由来するという話でした。

萩・・・書いて字のごとく秋に花咲く草です。

 

萩は秋の七草の一つです。

 

ところで秋の七草をご存知ですか?

万葉集にある、山上憶良(やまのうえのおくら)の2首の和歌(短歌)から、

秋の七草が定まったそうです。

 

秋の野に 咲きたる花を 指折り(おゆびおり) 

       かき数ふれば 七種の花(ななくさのはな)

萩の花 尾花葛花 撫子の花

     女郎花(おみなえし) また藤袴 朝貌の花(あさがおのはな)

(2首目は、詳しくは「旋頭歌・せんどうか」と言います)

 

写真を見たい方は下記よりどうぞ。

http://www.hana300.com/aki777.html

http://allabout.co.jp/family/seasonalevent/closeup/CU20050920A/

 

「尾花」は「ススキ」のことです。

「朝貌の花」は「桔梗・ききょう」を指すとされています。

でも諸説あり、朝顔、木槿・むくげ、昼顔と言う説もあります。

 

ちなみに、桔梗は夏に咲きます。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Kikyou.html

野生の朝顔は、この時期に咲いています。

さて、どちらでしょうか?