百尺竿頭さらに一歩を進めて、

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝は3時起きをして、長野市中央倫理法人会に行ってきました。

全国各地の倫理法人会は、毎週一回、朝の6時からモーニングセミナーを開催しております。

本日はそのモーニングセミナーの講師として長野市中央倫理法人会で40分ほどお話しをしてきました。

 

本日の私の講話タイトルは 「百尺竿頭さらに一歩を進めて」 でした。

百尺竿頭とは、岩波書店の広辞苑に・・・「百尺の竿の先、すなわち到達すべき極限点」と出ています。

そして、百尺竿頭さらに一歩を進むとは・・・「既に工夫を尽くしたうえにさらに向上の工夫を加えるまた、十分に言葉に尽くした後にさらに一歩を進めて説く」とあります。

 

この言葉、出所は仏教の一つの派「禅宗」の無門関(むもんかん)と言う公案を集めたテキスト集にある言葉です。

「公案」とはいわゆる禅問答のことです。

禅問答は一般に 「訳の分からない話し」 という意味ですが、本来の意味は、優れた禅者の言行を集めた勉強のためのテキストです。

 

高僧が弟子のお坊さんに

「百尺竿頭さらに一歩を進むとは如何」と問を出します。

弟子のお坊さんは、考え抜いた末に答えますが、正解が出るまで次の問答には進めません。

 

今回のこの問題は、

百尺(約30メートル)の長さの竹竿があるかどうかわからないけど、あったら普通は登れないだろう、

それでも、精進すれば、もしかしたら登れるかも知れない。

さあ、登り切った!よかったなー、

じゃあ、もう一歩登ってみろ。

どうなる? どういう意味?・・・と言う問題です。

もちろん 「落ちます」 が答えではありません。

 

この話明日に続く。 

 

昨日は、余りの忙しさにブログを書くのさえ失念していました。

すみませんでした。