こんにちは、マルヤ介護ショップほほえみの井田です。
先日ちょっとお話しましたように、足を組んで座るのは、あまり良いことではありません。
それでも足を組むと、腰掛けた姿勢が楽になるのには、深~い(?)訳があるのです。
人の背骨ってくにやくにゃと、いろんな方向に動きますよね。
この不安定な体のバランスを取り続けるって、実は大変。
ところが、足を組むと、背骨がロックされて安定するのです!
力を抜いても姿勢が安定するのです。
だから、疲れてくると無意識に足を組んで楽になろうとするのですね。
うーん、体のしくみってすごいですね。
でも、いつも足を組んでいると、体がゆがんでしまいます ・・・
誰だって、癖がありますよね。
いったい何に注意すればよいのでしょう。
とりあえず日常の中で、よく問題といわれているものをご紹介します。
・ 椅子で足を組んで座る
・ 床で座るときに両足を横に崩す(いわゆるお姉さん座り)
・ 机に片肘をつく癖がある
・ 歩くときかばんをいつも同じ側の肩にかける
・ 食事を同じ側(たとえば主に右の奥歯)でかむ癖がある
いずれも無意識にやっていることです。
その癖が右か左に限定されてしまうのが問題なのです。
食事の噛み方まで!
と言われそうですが、あごのゆがみが体全体のバランスをくずすのだそうです。
健康は日常生活から、ですね。