座るって、大変なことなんです!・・・その3

こんにちは、マルヤ介護ショップほほえみの井田です。

 

先日ちょっとお話しましたように、足を組んで座るのは、あまり良いことではありません。

それでも足を組むと、腰掛けた姿勢が楽になるのには、深~い(?)訳があるのです。

 

人の背骨ってくにやくにゃと、いろんな方向に動きますよね。

この不安定な体のバランスを取り続けるって、実は大変。

ところが、足を組むと、背骨がロックされて安定するのです!

力を抜いても姿勢が安定するのです。

 

だから、疲れてくると無意識に足を組んで楽になろうとするのですね。

うーん、体のしくみってすごいですね。

 

でも、いつも足を組んでいると、体がゆがんでしまいます ・・・

 

誰だって、癖がありますよね。

いったい何に注意すればよいのでしょう。

とりあえず日常の中で、よく問題といわれているものをご紹介します。

 

・ 椅子で足を組んで座る

・ 床で座るときに両足を横に崩す(いわゆるお姉さん座り)

・ 机に片肘をつく癖がある

・ 歩くときかばんをいつも同じ側の肩にかける

・ 食事を同じ側(たとえば主に右の奥歯)でかむ癖がある

 

いずれも無意識にやっていることです。

その癖が右か左に限定されてしまうのが問題なのです。

 

食事の噛み方まで!

と言われそうですが、あごのゆがみが体全体のバランスをくずすのだそうです。

健康は日常生活から、ですね。