“指物”の読み方

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝は寒かったですね!

自宅のお風呂場で氷が張っていました。

気象庁のデータでは松本の最低気温は-9.9℃でした。

寒い訳です。

 

その寒い中を、本日も多くのお客様に来店いただいております。

心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございます。

 

さて、本日も家具の蘊蓄(うんちく)話をお書きします。

先ずは読み方から、

次の漢字は何と読むでしょうか?

「指物」

 

”ゆびのも” ではありません。

正解は「さしもの」です。

 

昨日の「抽斗」よりは楽だったと思います。

では、

”指物家具” とはどの様な家具のことでしょうか?

これはちょっと難しいかな?

 

指物とは、

木と木を特殊な接合方法で継ぐ(釘など接合のための金属を使わない)木工芸技法のことです。

指物家具とは、

指物技法で作られた家具のことで、箪笥類、机類などの調度品指物と

箱物、板物、曲げ物などの茶道指物に大別されるそうです。

 

江戸指物、京指物などが有名ですが、松本指物もございます。

木材の産地の近辺には、昔から伝統家具の産地があります。

松本も有名な伝統家具の産地です。

 

指物の継ぎ手については、下記の府中家具のページを参照下さい。

 

http://www.fuchu.or.jp/~kagu/siryo/kumite.htm