鳩の宅急便

こんにちは、マルヤ介護ショップほほえみの井田です。

 

魔女の宅急便ではありません。

鳩の宅急便です!

今回も雑談を書かせていただきますね。

 

先日、突然、私の目の前に傷ついた鳩が降ってきました。

そして、

この鳩は、無事 『鳩の宅配便』 で飼い主さんの元へ帰っていきました。

 

事の起こりは、先の日曜の昼下がり。

のーんびりと畑の中を車で走っておりましたら、カラスがすごい大群で一点集中、宙を舞っていました。

「何か獲物を見つけたな」・・・と車を止めてみると、

トンビが白いものを抱えながら、追い回されていたのです。

 

度重なるカラスの攻撃を受け、

とうとうトンビはつかんでいた 「白いもの」 を離してしまいました。

そして、

見物していた私の前の川にポトンと 「白いもの」 が落ちてきました。

ワタクシのつれあいが石を投げてカラスを追い払っている間に川に下りてみました。

 

鳩です!

「野生の鳩だったらどうしよう」と思いながら鳩を拾い上げてみました。

(野生動物はひろって飼うことが許されていませんので)

血を流してひょこひょこしていたその鳩は、足環をつけていました!

「よかった」、ほっとしました。

 

足環の連絡先に電話してから、獣医に見てもらい、家に連れて帰りました。

さぞ、ショックを受けているだろうと心配したにもかかわらず、

鳩は、人慣れしていて、えさもよく食べ、私たちをほっとさせてくれました。

 

飼い主さんによると、この鳩はレースの途中で受難にあったようです。

この鳩は二日前に新潟を出て、名古屋に向かっていました。

レース鳩は、必ず連絡先を明記した足環をつけているそうです。

 

そして、

迷子になったり、傷ついた鳩は日通航空のレース鳩専用宅配便が飼い主の元へ運んでくれるそうです!

「鳩の宅急便」 !

こんなシステムがあるなんて、初めて知りました。

世の中、いろいろありますね。

 

月曜日、宅配便のお迎えを待つ間、鳩は会社の隅に鎮座していました。

何故かみんなに 「ぽち」 と呼ばれたこの子は、

つぶらな瞳であたりを見て、えさをついばんだり、羽をふくらましてうとうとしたり、

とても愛くるしかったです。

 

無事鳩を返せてよかったのですが、

鳩がいなくなると、ぽっかりと、寂しさが残ってしまいました。

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ところが、

翌日、こんな御菓子が同僚から配られました ・・・ 

偶然、ですよね?