石榴

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝はあまり涼しくないな~と口に出したところ、出張帰りの専務に咎められました。

”気象庁発表の気温は日陰の気温、大阪のビル壁面の温度計は40℃を超えていた!

こんなに快適な信州にいて、そんな事を言っては罰が当たる。”

 

そういえば、介護の井田さんも同じ事をブログに書いていました。

昨日岐阜で39℃を超えていましたが、実際は遙かに高い気温でしょうね。

皆様くれぐれも熱中症にご注意下さい。

 

さて、

この時期気になる木(花)がもう一つあります。

花はもう終わりになりかけていますが・・・”石榴・ザクロ” です。

 

石榴はザクロ科の落葉小高木です。

花は6月の頭頃から、ちょうど今頃まで咲いています。

主に橙色・・・品種によっては深紅の花が咲きます。

イメージとしては椿の花を小振りにした感じでしょうか。

 

秋にみのる果実は不思議な形状ですよね。

一粒一粒はモロコシの粒に似ていて、色は透明感のあるルビーの様な深紅!

それがまとまってリンゴほどの大きさの実になっています。

 

石榴に関する言い伝え、神話は多くあります。

一番有名なのは鬼子母神のお話。

 

鬼子母神といえば子授け、安産、育児の守り神ですが、昔は子どもをさらって食っていました。

お釈迦様が鬼子母神の末っ子を隠して、さらわれた母親の気持ちを分からせました。

それ以降、鬼子母神は人の子を食べるのを止め、代わりに石榴の実を食べる事になります。

 

と言う事は、

石榴って人肉の味がするのでしょうか?

それは、どうも味ではなくて、形状からの連想らしいです。

熟して割れた時に見える、赤い実からの連想と思われます。