丸屋家具 店主の丸山です。
実録「個人的な、あくまで個人的な学習机の選び方」・・・その3、昨日の続きです。
(学習机の基本的な知識は11月1日から15日までのブログに書いてございます。)
本日のタイトルは「幸せの学習机選び」となっています。
実は我が家では、子供に「机で勉強する事」を期待せずに、学習机を買いました。
家具屋店主だから、学習机を買うのは当たり前だと思うかも知れませんが、
それとこれとはやっぱり別、ちゃんと考えました。
話はちょっと逸れます。
私は常々「物を売るとは思わない」ように心がけております。
物ではなくて、何を売るの?
その物が手に入る事によって、「起こる出来事」、「起こる物語」を売りたいと考えています。
「この商品がお客様の元に行くと、どんな物語が生まれるか?」などと考えて、商品を仕入れます。
逆に、そう考えないと「物」 って売れないのです。
「仕入れ値が安いから、売れたら儲かる」的に仕入れた物って「売れません」!
でもって、私が、使う側から考えた、「学習机を手に入れて、起こる物語」ですが・・・
その前に、(話が途切れてばかりで、ごめんなさい)
我が家には、正確には隣の実家には、私と姉が使った学習机が今でもあります。
無垢板の机です。
無垢だから、超高級と思うかも知れませんが、安い板で作った机です。
当時、私が子供の頃は、スチールメーカーによる学習机は、まだ発売されていませんでした。
この学習机には思い出がいっぱいあります。
元々はラッカー塗装のみだった机を、中学の時、真っ白に塗りました。
当時は「白いギター」に代表されるように白が流行っていたのです。
今もその白のままです・・・塗らなきゃ良かったな~・・・でも当時は真剣だった。
他にも思い出は満載です。
今思い出しました! 「引出に隠した宝物はどこに消えたんだろ?」
この机を与えてくれた親に感謝しています。
話を元に戻します。
学習机って、ある意味、「親と子の思いで作り」かな・・・と考えた訳です。
買っても、しばらくは使わないだろうけど、親子の物語を作ろう・・・なんてね。
でも、当社の学習机売り場で子供達の顔を見ていると、実感しますよ。
「学習机を売る」とは「幸せを売る事だ」と。
今日は長くなってすみませんでした。
明日は、学習机を思い出作りだけに終わらせない、頭の良くなる学習机の選び方を書きます。
請う、ご期待。