山形村ふるさと講演会・・・その4

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

今日は全国的に気温が上がるそうです。

体調の維持にお気をつけ下さい。

 

さて、

森清範貫主(もりせいはんかんす)の講演内容の続きです。

 

清範貫主は言われました。

 

「心は蔵のような物です。

蔵の中には、毎日、色々な物が、どんどんたまっていきます。

そして、蔵にしまった物は消えません。

だから、いい物を蔵の中に入れましょうね。

なぜなら、人は蔵を通して物を見るからです。

蔵の中に同じ物が入っていないと、目に映っても、見えないんですよ。

ネコの蔵には小判は入っていないのです。」

 

仏教のふるさとインドにそびえる世界最高峰の山脈・ヒマラヤ、

ヒマラヤの綴りはHima-alayaですが、

「Hima(ヒマ)」とは「雪」そして「alaya(アーラヤ)」は「家や蔵」という意味だそうです。

 

仏教ではこのアーラヤという言葉は重みのある言葉です。

「阿頼耶識(アラヤシキ)」、「蔵識」という言葉に繋がるからです。

 

阿頼耶識・蔵識の意味は、広辞苑によると、

「経験を蓄積して個性を形成し、またすべての心的活動の根源となるところの精神的基底。

八識の一つ。」

とあります。

(因みに、八識とは眼識、耳識、鼻識、舌識、身識、意識、末那識(まなしき)、阿頼耶識)

 

清範貫主はこの事を分かりやすくお話し下さったのですね。

 

う~っ・・・

この話、明日に続けていいものか・・・

そろそろ大変になってきました!