おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。
今日は全国的に気温が上がるそうです。
体調の維持にお気をつけ下さい。
さて、
森清範貫主(もりせいはんかんす)の講演内容の続きです。
清範貫主は言われました。
「心は蔵のような物です。
蔵の中には、毎日、色々な物が、どんどんたまっていきます。
そして、蔵にしまった物は消えません。
だから、いい物を蔵の中に入れましょうね。
なぜなら、人は蔵を通して物を見るからです。
蔵の中に同じ物が入っていないと、目に映っても、見えないんですよ。
ネコの蔵には小判は入っていないのです。」
仏教のふるさとインドにそびえる世界最高峰の山脈・ヒマラヤ、
ヒマラヤの綴りはHima-alayaですが、
「Hima(ヒマ)」とは「雪」そして「alaya(アーラヤ)」は「家や蔵」という意味だそうです。
仏教ではこのアーラヤという言葉は重みのある言葉です。
「阿頼耶識(アラヤシキ)」、「蔵識」という言葉に繋がるからです。
阿頼耶識・蔵識の意味は、広辞苑によると、
「経験を蓄積して個性を形成し、またすべての心的活動の根源となるところの精神的基底。
八識の一つ。」
とあります。
(因みに、八識とは眼識、耳識、鼻識、舌識、身識、意識、末那識(まなしき)、阿頼耶識)
清範貫主はこの事を分かりやすくお話し下さったのですね。
う~っ・・・
この話、明日に続けていいものか・・・
そろそろ大変になってきました!