コリジョンコース現象!・・・再び・その2

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

いい天気です!

松本城の公園では松本そば祭りが開催されています。

さぞかし賑わっていることでしょう。

 

さて、昨日の続きです。

 

見通しの良い田んぼの中の道に、交通信号が設置されようとしています。

 

なぜ?

 

この交差点が「魔の交差点」だからです。

私は毎年何回も、この交差点で衝突事故を目撃します。

それほど交通事故が発生する交差点なんです。

 

じゃ、なぜ見通しの良い交差点なのに事故が起きるのか?

2年前のブログでも書きましたが、

この交差点がコリジョンコース現象が起きる典型的な交差点だからです。

 

コリジョンコース現象は田園型事故、十勝型事故と呼ばれる現象です。

コリジョンとは衝突という意味です。

コリジョンコースとは、” 必ず衝突する進路 ” と言う意味です。

 

え~っ!

 

人間は動いているものについてはすぐに認識しますが、

止まっているものに対しては認識が遅れる特性を持っています。

 

そして、動いている車が止まって見えることがあるのです。

実は、コリジョンコース上にある車は、

動いているのに、お互いに止まって見えるのです。

 

魔の交差点に向かう車が2台あるとします、

それぞれが、交差点の中心から等距離にあり、2台の車のスピードが同じ時、

お互いの車から見える対向車の角度は変わりません。

この状態がコリジョンコース状態です。

 

その時、私たちの脳は、

相手の車が止まっていると認識するのです。

 

え~っ!

 

動いているのに、止まっていると錯誤するんです!

その結果、認識が遅れて、ぶつかってしまうのです!

 

見通しの良い交差点は要注意です!

詳しくは下記をどうぞ。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E7%8F%BE%E8%B1%A1