こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。
青い空と白い雲・・・
夏が来た!
そんな感じの一日でしたが、
まだ梅雨前なんですよね。
う~む・・・
ようやくこの時間になって、涼しい風が吹き込み、心地よくなりました。
今年の夏は暑い夏になるのでしょうか?
なんか、先が思いやられます。
さて、
ネタに困ったときに、よく過去記事を読み返すのですが、
一年前の今頃、
京都音羽山清水寺・森清範貫主(もりせいはんかんす)のお話を聞いておりました。
読み返すと、ありがたいことが書いてありましたので、再掲いたします。
森清範貫主は、
「いっさいしゅじょうしつうぶっしょう」という言葉を引用されました。
「一切衆生悉有仏性」と書きます。
(「しつう」と入力すると「止痛」しか出てこないので困りました。
「悉く」・・・「ことごとく」ですね。)
仏教の経典のひとつである涅槃経(ねはんきょう)、
その中の師子吼菩薩品(ししくぼさつぼん)に出てくるお釈迦様の言葉です。
「全ての生きとし生けるものには、生まれながらにして仏となりうる素質を持っている。」
という意味です。
仏となりうる素質=仏性ですが、
仏性とはなんぞや?
仏性という何かがあるのか?
森清範貫主は、これを、
全ての生き物には命があるだろ、
尊い命、その命そのものが「仏」である。
と説明されました。
なるほど!
有難いのであります。