こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。
ここ何日か、ようやく梅雨らしい天気が続いております。
ただ、全国的には突風、豪雨を伴った気象となっている地域もありますので、
皆様、十分にお気をつけ下さい。
さて、昨日の続きです。
最近、「カリモク」を知らない人が多くなった気が致します・・・、
に関する私なりの考察です。
実は、この話題に手を付けなければよかったと、今、後悔しているんです。
何故なら、
非常に体力が必要な話に足を踏み入れそうなので・・・
「カリモクから怒られる」!
とかではありませんので、念のため。
以前・・・もう7年も前のブログにこんなことを書きました。
(ちょっとまずい表現を含んでいるので、今回は過去の ”参照” はありません。)
下記に、その時のブログ内容を、ちょっと手を加えてご紹介します。
よく、「本物の◯◯」と言う表現が使われます。
家具でも、広告等に「本物の家具」と言う表現を見かけます。
でも、私はその言葉に違和感を覚えます。
何故なら「本物の家具」の反対、「偽物の家具」は無いからです。
「突き板」の家具を、「無垢」の家具と宣伝すれば「偽装」です。
ですが、突き板の家具自体は「偽物の家具」ではありません。
海外で作られた、有機溶剤の臭いが残る家具でも「偽物の家具」ではありません。
※「突き板」とは・・・下記を参照下さい。
http://www.dairinet.com/faq2/%E7%AA%81%E3%81%8D%E6%9D%BF%E3%81%A8%E6%8C%BD%E3%81%8D%E6%9D%BF.html
だから私は、「上質の家具」という言い方をよく使います。
でも、その「質の違い」が明確に分からないと、お客様は困惑されます。
棚板の中に波鋼板が入っている本棚があります。
重い本を、長年入れておいても棚板が曲がらないためです。
でも、見た目には分かりません。
違いが分からなければ、
「なんで、こんなに高いんだ!」となってしまいます。
「質の違い」は伝えないといけないです。
目に見えたり、臭ったりすれば判りやすいのですがね。
以上ですが、
困ったことに、
カリモクの家具の「質の違い」を説明するのには、
それなりの体力が必要です。
ここまで書くだけでも、
「あぁ、疲れた!」
何故、体力が必要か?
それは、あさって以降に続く。
え~っ!