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アサヒビール・藤城清治の影絵のジョッキ ・・・その2

 

いらっしゃいませ。

昭和がらくたビアホールへ、ようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

早速ですが、昨日の続きです。

 

    アサヒ 影絵 右

このジョッキは何者か?

 

実は、

このジョッキの正体を記したパンフレットがあります。

 

    ほろにが党パンフ表紙

 

「ほろにが党」にご参加ください!

実はこのパンフレット、

ビール好きな方を、自社銘柄(アサヒビール)に囲い込むためのパンフレットです。

 

昔はキリンビールが断トツのシェアを持っていたのですが、

その背景に三菱グループの協力があると言われていました。

(グループが関係する宴席には必ずキリンビールが出る)

そこで、アサヒ、サッポロ、サントリーは自社のファンクラブを作ろうとしたんですね。

(後日、違うメーカーのファンクラブの話が出てくる予定です。)

 

「ほろにが党」に参加ください。

参加するとこんな特典がありますよ!

(なお、「ほろにが」と言う言葉は、アサヒ以外のメーカーは、今でも遠慮して使いません。)

 

      ほろにが党景品

 

そうなんです!

このジョッキは「ほろにが党」に入会した時の特典のジョッキだったんです。

ただし、

タダではもらえません。

王冠30個と引き換えでした。

 

高さ:10.0cm 容量:350cc

説明書きには、大瓶で2杯分飲めるとの記述があります。

泡を計算に入れると、ちょうどそんな感じになります。

参考オークション落札価格 : 1000円~1500円(箱入りの時)

もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。

 

年代の推定は、昭和27年のアサヒビールの年賀状に、

このジョッキに描かれた馬車の絵柄が使われていることからです。

 

アサヒビール・藤城清治の影絵のジョッキ

 

いらっしゃいませ。

昭和がらくたビアホールへ、ようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

ビール好きが高じて集めてしまった、

ビール関連グッズをお出ししております。

 

本日紹介する、昭和のカケラはこちらです。

 

       アサヒ 影絵 右

       アサヒ 影絵 正面

       アサヒ 影絵 左

       アサヒ 影絵 底

 

ビア樽を積んだ馬車、ジョッキを掲げる酔っぱらい、楽器を手にする若者。

このイラストは、藤城清治氏の影絵です。

藤城清治氏とアサヒビールの関係は後日に回します。

 

影絵の下には何やらドイツ語と思われる文字が並んでおります。

装飾文字ですので、訳すのが大変なところですが、

有難いことに、

箱に、訳が書かれております!

 

      アサヒ 影絵 ドイツ語意味

 

このジョッキについてはいろいろと書くことがありますが、

今日は時間がないので、

明日以降に続く!

 

ニュー・トーキョー・芹沢銈介のジョッキ

 

いらっしゃいませ。

昭和がらくたビアホールへ、ようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

ビール好きが高じて集めてしまった、

ビール関連グッズをお出ししております。

 

さて、

昨日「サッポロライオン」をビアホールの雄と紹介した以上、

今日、ご紹介するのは、

ビアホールのもう一方の雄「ニュー・トーキョー」です。

 

知らない方もいるかと思いますので、

ちょっとだけご紹介すると・・・

 

株式会社 ニユートーキヨー

資本金 4億2000万円

社員数 約500名

ニュー・トーキョー、ミュンヘン、ビアステーションを運営

北海道のサッポロビール園も、多分ですが、半額出資して運営しているはずです。

 

とにかく、こちらも手広くビアホールを展開しているのであります。

と言うことで、

本日紹介するカケラはこちらです。

 

      ニュー・トーキョー芹沢本体

      ニュートーキョー芹沢絵柄

         中にタオルを入れて、絵柄を見えやすくしてみました。

       ニュートーキョー芹沢蓋

                蓋には麦が描かれています。

 

             さて、このジョッキは何者かといいますと・・・

                 説明書がございます。

       ニュートーキョー芹沢説明書き

 

芹沢銈介(せりざわ・けいすけ)氏は文化功労者にも選ばれた、型染めを得意にされた染色作家です。

(1895~1984・享年88歳)

ニュー・トーキョーとは縁が深く、何でも鑑定団で有名な絵皿を2度手がけています。

 

詳しくは下記を参照ください。

ニュー・トーキョーの絵皿のページです。

http://www.newtokyo.co.jp/ntb_other/gyaraly/gyaraly.htm

静岡市立芹沢銈介美術館のページです。

http://www.seribi.jp/index.html

 

ニュー・トーキョーの絵皿に関しては、後日あらためて取り上げる日が来ると思います。

また、芹沢銈介(けいすけ)氏が描いた、神戸三宮店のステンドグラスの絵柄、

当時の藤城清治氏の影絵との接点、

更には、

下のカテゴリーにアサヒビールとサッポロビールがある訳について、

すべて、 

後日書く予定です。

(ニュー・トーキョーに関しては書くことが山程あります!)

 

それまでに、ニュー・トーキョーに興味のある方は下記をご覧になってください。

ニュー・トーキョーの歴史のページです。

http://www.newtokyo.co.jp/70topics/70topicis.htm

 

なお、

このジョッキが、いつ、どの店舗で、あるいは全店舗?、何かのイベント用に配られた目的等、

まったく不明です。

 

高さ:14.8cm 容量:500cc

参考オークション落札価格 : 1000円~1600円

もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。

 

銀座ライオン・60周年のジョッキ

 

いらっしゃいませ、

昭和がらくたビアホールへようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

(たまに平成もあります・・・最近多い!)

ビール好きが高じて集めてしまった、ビール関連グッズをご紹介しております。

 

ビール関連グッズと書きましたが、

今のところ、お出ししているのはビールジョッキのみです。

 

本日のビールジョッキはこれです。

 

     ライオン 60周年 右

     ライオン 60周年 左

     ライオン 60周年 正面

銀座ライオンの60周年記念のジョッキです。

がらくたビアホールに、国産4大ビールメーカー以外のジョッキが初登場です。

 

銀座ライオンは言わずと知れたビアホールの雄です。

と、思っているのは私だけかもしれませんので、

ちょっとだけ「銀座ライオン」を紹介しておきます。

 

運営会社名は「サッポロライオン」・・・サッポロビールの子会社です。

資本金48億7821万

売上高248億2000万(平成27年12月期)

全国に約170店舗(会社概要の中の数字)を展開

 

創業が明治32年8月4日です!

この日、サッポロビールの旧社名・大日本麦酒の、更に前身の会社・日本麦酒が、

日本初のビヤホール「ヱビスビヤホール」を銀座に開店しています。

その日を創業の日としている会社です。

 

1934年・昭和9年4月8日に大日本麦酒(株)は本社ビルを竣工しています。

その時、その1階にビヤホールを併せて開店しています。

ここが、ライオンビアホールの中で一番有名な店舗・現銀座七丁目店です。

(先ほどのヱビスビアホールの場所とは違うと思います。)

 

何が有名か?

その建物、内装、立地、歴史・・・等々、総てに於いて超有名なのですが、

なかでも一番有名なのは菅原栄蔵作のガラスタイル画のモザイク大壁画がです。

 

どんな壁画なの?

大壁画はカウンターの後ろにあるタテ2.75m、ヨコ5.75mのとても大きなものです。

他にもちょっと小さなガラスタイルのモザイク画が10面あります。

 

どんな絵柄?

今回ご紹介したジョッキに描かれているのが、その大壁画です。

 

では、

何が60周年なのか?

1934年・昭和9年に大日本麦酒(株)本社ビルの1階に銀座七丁目店が開店してから、

60年です。

 

つまりこのジョッキは、1994年・平成6年のジョッキということになります。

銀座七丁目店で、私が買い求めたジョッキです。

白いので陶器製に見えますが、ガラス製です。

 

高さ:11.5cm 容量:350cc

参考オークション落札価格 : 700円~1200円

もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。  

 

サッポロクラシックのジョッキ・・・2

 

いらっしゃいませ、

昭和がらくたビアホールへようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

早速ですが、昨日ご紹介したサッポロクラシックのジョッキの続きでございます。

 

私にとっての問題は、

このジョッキがいつ頃のものか?

作成年代の推定です。

 

実は、

サッポロビールのホームページにサッポロクラシックを紹介する専用のページが有ります。

さらに、

その中に、サッポロクラシックの歴史が書いてあるページが有ります。

下記です、参照ください。

 

http://www.sapporobeer.jp/classic/history/

 

サッポロクラシックは1985年の発売と書いてあります。

発売から今年で、

なんと31年になるんですね!

 

そして、時々に缶のデザインが変わっているのが分かります。

この部分も変わっているのにお気づきですか?

 

   サッポロクラシックラベル

 

星の後ろに北海道の地図が黄色で描かれている、その周りです。

MORE THAN A CENTURY WITH THE POLARIS EMBLEM SINCE 1876

(1876年の創業以来、1世紀以上に渡り、北極星の標章とともに)

と言う文字が、金色からブルーに変わり、

なんと、最近の缶には、この文字が入っておりません!

 

さらに、

リボンの中の文字

BREWED IN HOKKAIDO

ONRY HOKKAIDO

に変わっています!

 

え~っ!

 

と言うことで、

このジョッキは1999年(平成11年)以降のジョッキと思われます。

 

高さ:11.0cm 容量:330cc

参考オークション落札価格 : 600円~1200円

もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。

 

追伸

昨夜のオークションで、このジョッキが出品になっておりました。

説明書きによると、

北海道限定で、セブンイレブンが行ったキャンペーンの景品みたいです。

 

箱付き、同じジョッキ2個、2720円で終了となっていました。

 

平成29年4月17日

 

サッポロクラシックのジョッキ・・・1

 

いらっしゃいませ、

昭和がらくたビアホールへようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

(たまに平成もあります。)

ビール好きが高じて集めてしまった、ビール関連グッズをご紹介しております。

 

ビール関連グッズと書きましたが、

今のところ、お出ししているのはビールジョッキのみです。

 

本日のビールジョッキはこれです。

 

    サッポロ クラシック 右

    サッポロ クラシック 左

 

北海道限定で販売されているサッポロクラシックのジョッキです。

ただ、限定とは言っても、

それなりに、北海道以外でも売っているところをよく見かけます。

下記は、先日の東京出張の折に買ってきたサッポロクラシックです。

 

    サッポロクラシック缶

 

なぜ、クラシックと言うかというと、

昔ながらの製法を採用しているとのことです。

 

       サッポロクラシック説明

 

この話、

明日に続く。

 

サントリー・スポーツイラストのジョッキ

 

いらっしゃいませ。

昭和がらくたビアホールへ、ようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

ビール好きが高じて集めてしまった、

ビール関連グッズをお出ししております。

 

本日のカケラはこちらです。

 

 

     サントリー スポーツ 右2

     よく分からない?

     では、正面をご覧ください。

      サントリー スポーツ 正面

        サントリー スポーツ 拡大

 

 

前にも書きましたが、 サントリーがビールを発売したのは1963年・昭和38年です。

(※寿屋の時代にオラガビールを発売していた時期を除く)

北欧風ビールとして売り出しました。

 

そのあと、「純生」を売りだしたのが1967年・昭和42年です。

「モルツ」の発売は1986年・昭和61年です。

「モルツ スーパープレミアム」(今の「ザ・プレミアム・モルツ」)発売が1989年・平成元年です。

 

初めてビールを売りだした頃は、

よく宣伝に使われたイラストは柳原良平氏の描かれたものです。

(1959年・昭和34年までサントリーの社員でした)

 

このジョッキに使われているイラストは柳原良平氏の作ではありません。

このイラストの作家さんも有名だと思いますが、

すみません、調べましたが分かりませんでした。

 

斜体が掛かった SUNTORY BEER のロゴですが、

いつ頃まで使われたのか、残念ながら分かりません。 

ただ、モルツの販売当時には使われていなかったと思います。

 

と言うことで、

昭和のジョッキと判断しております。

 

高さ:9.4cm 容量:330cc

参考オークション落札価格 : 600円~1200円

もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。

 

キリン・咸臨丸のジョッキ

 

いらっしゃいませ、

昭和がらくたビアホールへようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

(本日は平成です。)

ビール好きが高じて集めてしまった、ビール関連グッズをご紹介しております。

 

本日のカケラはこちらです。

 

    キリン 咸臨丸 左

 

なんだか分からない?

では、正面をどうぞ。

 

    キリン 咸臨丸 正面

 

咸臨丸のイラストが描かれたジョッキです。

 

     キリン 咸臨丸 底

 

底にはキリンのロゴと1998年の年号・・・

昨日ご紹介した朱鷺のジョッキの2年後に作られたと思われます。

 

咸臨丸とキリンと1998年の関係は?

 

ネットで調べましたら、横須賀市のホームページに、

今年(2016)4月30日(土)に開催された、

第18回(平成28年度)咸臨丸フェスティバルの紹介が出ていました。

 

おしいな~

1999年だったら、第1回の咸臨丸フェスティバルの記念品の可能性があったのに・・・

途中で1回中止になっていたら・・・

な~んちゃって!

 

高さ:11.2cm 容量:350cc

参考オークション落札価格 : 700円~1200円

もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。

 

キリン・朱鷺のジョッキ

 

いらっしゃいませ、

昭和がらくたビアホールへようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

(たまに平成もあります。)

ビール好きが高じて集めてしまった、ビール関連グッズをご紹介しております。

 

ビール関連グッズと書きましたが、

今のところ、お出ししているのはビールジョッキのみです。

 

本日のビールジョッキはこれです。

 

     キリン 朱鷺 右

朱鷺が描かれたジョッキです。

 

当店がご紹介するグッズには、ちょっとした制約が掛けられています。

 

放っておくと、

時の流れの中に忘れ去られてしまいそうな、

金銭的な価値のあまりない、

ビール関係の会社が、販売促進の目的などで作ったグッズ・・・

だけど、

その頃を思い出させてくれて、

どこか、懐かしいグッズ・・・

そんなグッズをご紹介しております。

 

と言うことで、

このジョッキもビール会社が関係しております。

 

      キリン 朱鷺 左

        キリン 朱鷺 底

 

キリンビールが1996年に作ったジョッキと思いますが、

今から20年前、平成8年ですが・・・

ネットで調べてみましたが、

1996年に、朱鷺に関わる特別な出来事はございませんでした。

 

当時、朱鷺に関わる何らかのキャンペーンが行われたのだと思いますが、

詳しいことはまったく分かりませんでした。

 

高さ:11.3cm 容量:500cc

参考オークション落札価格 : 700円~1200円

もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。  

 

サッポロ・醸造風景のジョッキ

 

いらっしゃいませ。

昭和がらくたビアホールへ、ようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

ビール好きが高じて集めてしまった、

ビール関連グッズをお出ししております。

 

本日紹介するグッズは、サッポロのジョッキです。

サッポロビールのグッズに関しては、取り上げている回数が多いのですが、

昨日のキリンのジョッキに関連しておりますので、本日ご紹介いたします。

 

これです。

 

     サッポロ 工場見学 右

     サッポロ 工場見学 正面

     サッポロ 工場見学 左

 

昨日ご紹介したキリンのジョッキと同じく、ビール醸造風景が絵柄のジョッキです。

こちらはこの絵の出処が分かっております。

 

            サッポロ 工場見学 左拡大

 

読みにくいと思いますが、

「ミュンヘン大学構内の壁画」

と書かれております。

 

ただし、ネットで調べた所、

どうやらミュンヘン大学(正式名称:ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン)ではなく、

ミュンヘン工科大学の構内にある壁画、

もっと詳しく言うと、

ドイツ最古の醸造所として有名なヴァイエンシュテファン醸造所に併設されている、

ミュンヘン工科大学国立醸造研究所の校舎の壁に描かれた絵の

「模写」

らしいです。

 

下記参照ください。

ビール好きな方のページです、写真も載っています。

http://blog.livedoor.jp/nozomi33521/archives/2006-11-08.html

 

では、

このジョッキの由来は、

 

       サッポロ 工場見学 底

 

なんと、工場見学の記念品です!

どこの工場か?

個人か団体専用か?

全員がもらえたのか?

更にはタダか?

まったく不明です。

 

このジョッキ、釉薬に細かなヒビが入っております。

以前紹介した札幌オリンピックのジョッキととても似た感じです。

と言うことで、昭和40年台のジョッキと推定いたしました。

 

高さ:11.7cm 容量:500cc

参考オークション落札価格 : 1000円~2000円

もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。  

 

キリンの・醸造風景のジョッキ

 

いらっしゃいませ。

昭和がらくたビアホールへ、ようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

ビール好きが高じて集めてしまった、

ビール関連グッズをお出ししております。

 

本日紹介するグッズは、キリンのジョッキです。

メーカー別に、カテゴリーを区別しておりますが、

ちょっとキリンビールが少ないかと思いまして、ご紹介いたします。

 

         キリン 醸造所 正面

   キリン 醸造所 右

   キリン 醸造所 左

 

このジョッキ、欧州でのビール醸造の工程を絵にしていると思われますが、

それ以外のことはまったく分かりません!

底にも記載は何もありません。

 

いつ頃のものか?

何の目的で作ったのか?

この絵の正体は?

まったく分かりません。

KIRINのロゴマークだけが唯一の手がかりのジョッキです。

 

高さ:11.7cm 容量:500cc

参考オークション落札価格 : 800円~1200円

もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。  

 

サッポロビール・100周年記念のジョッキ

 

いらっしゃいませ。

昭和がらくたビアホールへ、ようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

ビール好きが高じて集めてしまった、

ビール関連グッズをメニューにお出ししております。  

 

今年の梅雨は、カラ梅雨でしょうか?

ダムの渇水状況を伝えるニュースが流れておりました。

当地でも、雨はあまり降っていません。

 

これからの状況はどう変化するかわかりませんので、

軽々に判断することは出来ませんが。

程々にいつも通りになっていただきたいと思います。

 

さて、

本日紹介する昭和・ビールのカケラはこちらです。

 

     サッポロ100周年左

 

     サッポロ100周年正面

 

     サッポロ100周年右

 

有難いことに、ジョッキの下部にその由来が書いてあります。

「サッポロビール創製100周年記念 昭和51年9月」

と書かれております。

 

「創製」?・・・う~ん、

ちょっと気になる表現ですが・・・

 

サッポロビールが創業した時としているのは、開拓使麦酒醸造所が開業した1876年です。

昭和51年は1976年ですので、ちょうど100年です。

サッポロビールの創業100周年記念のジョッキと考えていいと思います。

 

サッポロビールの社史は下記をご覧ください。

前期92期の株主向けの報告書ですが、5,6ページに分かりやすい年表が載っています。

http://www.sapporoholdings.jp/ir/report/annual/pdf/information_H27_12.pdf

 

ただし、このジョッキ、

サッポロビールが公に作って関係者に配った物かは、定かではありません。

と言うのも、

先ほどの「創製」の表現と、この文字列の「歪み」です。

文字が水平に並んでいないのです。

 

もしかすると、

サッポロビール会とかの支部が作ったジョッキかもしれません。

既成品のジョッキに、この年に、文字だけ焼きこんだジョッキなのかもしれません。

 

高さ:10.2cm 容量:330cc

参考オークション落札価格 : 800円~1200円

もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。  

 

サントリー・ロゴマークのジョッキ・・・その2

 

いらっしゃいませ。

昭和がらくたビアホールへ、ようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

ビール好きが高じて集めてしまった、

ビール関連グッズをメニューにお出ししております。

 

今夜のメニューは、

昨日の続き、サントリーのジョッキについてであります。

 

                         サントリー ロゴマークのジョッキ 正面

 

中央のエンブレムのリボンには

「SKÅL! SUNTORY BEER」

と書かれています。

 

「スコール! サントリービール」

これは、デンマーク語で「乾杯、サントリービール」の意味です。

いまでも、サントリーの社員は、 ビールで乾杯する時、 「スコール!」 と言うそうです。

(もちろん、社長も言うとのことであります。)  

 

何故、デンマーク語なのか?

 

 実は、 デンマークのビール会社「カールスバーグ」にビールの製法を教わったからです!

 

 え~っ!

 

前にも書きましたが、 サントリーがビールを発売したのは1963年・昭和38年です。

(※寿屋の時代にオラガビールを発売していた時期を除く)

北欧風ビールとして売り出しました。  

 

ウイスキーの利益をバックにビールの製造に乗り出すのですが、

日本国内で教えてくれる相手などいる訳もなく、

白羽の矢が立ったのがデンマークのビール会社「カールスバーグ」だったのです。

 

だから、北欧風ビールと宣伝したんです。

今、日本国内のカールスバーグは、サントリーがライセンス生産しています。

 

と言うことで、

このエンブレムとサントリービールの欧文のロゴマークから判断して、

このジョッキは昭和40年台のものと推測いたします。

 

高さ:27.5cm 容量:1000cc

参考オークション落札価格 : 1500円~2000円

もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。  

 

追記

実は、先日(平成28年10月中旬)このジョッキがオークションに出ました。

しかも、箱付きで!

 

その箱から判断すると、

このジョッキは、サントリーが何らかの目的でドイツに発注したのもであることは確実です。

落札金額は私の予算を上回る2500円で、落札できませんでした。

 

サントリー・ロゴマークのジョッキ

 

いらっしゃいませ。

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当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

ビール好きが高じて集めてしまった、

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本日のメニューはこちらです。

 

                       サントリー ロゴマークのジョッキ 右

 

蓋付きのサントリーのジョッキです。

蓋裏には、材質についての記載がありません。

 

                      サントリー ロゴマークのジョッキ 正面

                   サントリー ロゴマークのジョッキ 左  

このジョッキの底には、 MADE IN WEST GERMANY と刻まれています。

(製作所の記載はありません。)  

5月19日に紹介したメルツェンのジョッキと同じく西ドイツ製です。

当時、サントリーは西ドイツでジョッキを作っていたのでしょうか?

 

う~む・・・、 分かりませ。  

 

では、このジョッキの製作年代はいつ頃か?  

謎解きの鍵は、正面のエンブレムの中にあります。

 

                 サントリー ロゴマークのジョッキ 

                                      エンブレムの下のリボンの中に、

                           SKÅL! SUNTORY BEER と書かれています。

                     SKÅL!のÅは、Aの頭に丸がついたオングストロームです。  

 

なにそれ?  

 

このÅ、 実はデンマークのアルファベットの一文字です。

デンマーク語で使われているアルファベットには、

英語のアルファベットの他に、

デンマーク語特有のÆ,Ø,Åの3文字があるんです!  

 

え~っ!  

 

Åの発音は「オー」に近いので、

これは、

スコール サントリー ビールとなります。

 

スコールの意味は「乾杯」です。  

 

へ~っ!  

 

何故、デンマーク語の「スコール」なのか?

はたまた、このジョッキの製作年代は?

 

長くなりましたので、明日に続く。  

 

え~っ!  

 

アサヒビール・神奈川工場竣工記念のジョッキ

 

いらっしゃいませ。

昭和がらくたビアホールへ、ようこそ!

マスターと務めます丸山です。  

 

当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。

ビール好きが高じて集めてしまった、

ビール関連グッズをメニューにお出ししております。  

 

昨日は全国各地で梅雨入りが宣言されましたが、

当地はまだです。

本日は6月第1週の日曜日、 朝から開店いたしました。  

 

では、本日のメニューです。

本日のメニューは平成のカケラです。

 

               アサヒ 神奈川工場 竣工記念調整済み

 

有難いことに、箱入りですのでその由来が簡単に分かります。

アサヒビールの神奈川工場の竣工記念品です。

 

ただし、どのような方に配られたのか?

或いは、工場併設のビール園で売られていた物なのか?

等までは分かりません。  

 

なお、 下の箱は2個入りで、デザインの違うジョッキがもう1個入っています。

 

                   アサヒ 神奈川工場 竣工記念 その2調整済み  

 

神奈川工場が竣工したのは、平成14年5月9日です。

詳しくは下記のアサヒビールのニュースリリースをご覧ください。 https://www.asahibeer.co.jp/news/2002/0509.html  

 

ちなみに、 このジョッキに使われているロゴは、

樋口廣太郎氏が社長になった1986年・昭和61年から使われています。  

裏面、底面共に文字・絵柄は何もありません。

 

高さ:11.4cm 容量:500cc

参考オークション落札価格 :2個セット 1600円~2400円

もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。