いらっしゃいませ。
昭和がらくたビアホールへ、ようこそ!
マスターと務めます丸山です。
当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。
ビール好きが高じて集めてしまった、
ビール関連グッズをお出ししております。
本日紹介する、昭和のカケラはこちらです。
本日のメニューは、
今月の12日、13日の2回にわたり紹介した、
アサヒビール・藤城清治さん影絵のジョッキの、
続編です。
前回より、丸みを帯びた、ツヤのあるジョッキです。
前回紹介したジョッキに描かれていた文字はドイツ語でしたが、
こちらは英語です。
ASAHI BEER for two
二人でアサヒビールを、アサヒビールを二人で・・・
そんなところでしょうか?
さて、
問題はこのジョッキが何者かということです?
前回のジョッキは「ほろにが党」の景品でしたが、
こちらは何なのか?
推測ですが、
ほろにが党のジョッキが作られた後に、しばらくしてから、
販促用に、まとまって酒屋さんに配られたジョッキと考えております。
理由は
ケースがダンボールの剥き身であること。
ほろにが党の箱は二重になっていて、内側にダンボール製の箱がありました。
こちらは剥き身のダンボールのみです。
実は、
入手経路が、お酒関係のグッズをたくさん出品されている方からでした。
その方は、同じジョッキを沢山お持ちでした。
ほろにが党のジョッキの後に作られたと推測する理由。
影絵のエッジが甘いのです。
写真を比べてもらえると分かりますが、
ビア樽の上にいる人の「目」が消えていたり、
「木」「ガス灯」「建物」の線が甘くなっています。
オリジナルから写しを作る過程で起こった変化だと思います。
決定的なのが、
右端の木が消えて、違う所に木が増えていることと、
教会の平屋部分の窓が増えていること!
え~っ!
高さ:11.1cm 容量:380cc
参考オークション落札価格 : 700円~1500円
もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。