お知らせ

  1. HOME
  2. お知らせ
  3. 家具の蘊蓄
BLOG 家具の日々

2010年7月 3日 [家具の蘊蓄製造技術雑学]

" ラタン " を知っていますか?・・・その2

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

さて、今日も暑くなるのでしょうか?

今のところ涼しくて気持ちいいのですが・・・

私はこの後蓼科へ行き、得意先様の結婚式に出席致します。

高原の清々しい空気を吸ってきますね。

 

さて、暑い夏の家具と言うことで ”籐” の話を一昨日致しました。

でも本当は ”籐” は夏の家具ではありません。

その話は、後で致しますね。

 

先日の話をまとめます。

籐は椰子科の植物で、ツル状に育ちます。

太さは2~5㎝(太い種類では8㎝)、無数のトゲに覆われています。

とても大きく(長く)育ちます。

長いもので数百メートルにも達する地上最長の植物です。

 

籐はジャングルの中で光を求めて天に向かって育ちます。

自重を支えるのには幹が細すぎます。

その時に無数に生えているトゲが役立ちます。

他の植物に引っかかって伸びていくのです。

 

しかし、成長に伴ってどこかで落下します。

するとまたツルの先が光を求めて天に向かいます。

 

想像してください、

熱帯のジャングルの中を、縦横に、数百メートルにも育ったトゲのはえたツルを!

それが ”籐” なのです。

 

”籐” の話し・・・まだ続きます。

 

2010年7月 1日 [家具の蘊蓄製品の紹介製造技術]

" ラタン " を知っていますか?

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

今日も暑い一日でした。

暑い夏・・・夏で思い出す家具、ございますか?

” ラタン ” と答えた方・・・あなたは鋭い!

 

でも、今日は ” 鋭いあなた ” の常識を翻すラタンのお話し致します。

 

ラタンは日本語では「籐」と訳されています。

発音は「とう」です。

「藤・ふじ」と似ていますが、「藤」と「籐」はまったく別物です!

「籐」の字は ”たけかんむり” ですが竹の仲間でもありません。

 

「籐」 って何者?

 

「籐」 の産地は主にインドネシアです。

実は、ラタン(籐)は椰子科の植物です。

しかも、600種ほどある仲間の総称です。

 

「籐」は椰子科の植物ですが、

ココヤシやナツメヤシの様な、私たちが抱く椰子のイメージとはまったく違う形状をしています。

 

どんな形状か?

 

幹の直径が2~5㎝(太い種類では8㎝)のツル状の植物です。

そして、幹や葉の裏に無数のトゲが生えています。

驚くべきはそのツルの長さです。

成長すると200メートルから時には数百メートルにもなります!

地上最長の植物です。

 

下記参照下さい。

http://www.three-i.co.jp/601_about_rattan.html

 

この話・・・次回に続く。

 

2010年5月15日 [中古家具家具の蘊蓄雑感]

中古家具の用途

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

ようやく5月らしい天気になりました。

ほっ!

 

本日、私は中古ショップで椅子の掃除をしておりました。

カリモクの椅子ですが、座面が汚れていたので、取り外して専用のクリーナーで洗いました。

見違える様に綺麗になり、我ながら驚いた次第です。

 

皆様のご自宅の椅子も、汚れたら試して下さい。

とっても綺麗になりますよ。

 

ところで、その最中にお客様がお見えになりソファをお買いあげ頂きました。

1000円のソファです。

安いのがあって良かったと喜んでいらっしゃいました。

 

そのお客様が、本館に敷いてある絨毯を売って欲しいと言うのです。

丸屋家具ではお部屋でのイメージを分かりやすくするため、応接セットの下などに絨毯を敷いてあります。

カバーなどは付けておらず、靴で踏める様になっています。

それを売って欲しいというのです。

 

不思議に思って理由をお伺いすると・・・

演劇の公演の舞台セットに使うとのことでした。

それも、たった二日間の公演に使用するだけだから安ければ安い程いいとのことでした。

 

なるほど、中古家具ってそんな使い方もあるんだ!

結局、ソファはお買いあげ頂き、絨毯は御礼に貸し出すことにしました。

中古家具の用途の多様なことを知った日でした。

 

2010年2月27日 [家具の蘊蓄新製品情報]

Lifeit ライフィット 好評です。

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

暖かな日が続いております。

松本ではようやく紅梅、白梅と梅の花がほころび始めました。

(花粉が気になる季節ですが・・・)

 

このところ、オリンピックの話ばかり書いていました。

たまには家具の情報も書かないと、家具屋のブログになりませんので、

今日はフランスベッドの新製品をご紹介いたします。

 

昨年1月のブログで、「フランスベッドは日本のベッドの歴史です」とご紹介いたしました。

(下記参照下さい)

 

http://www.maruyakagu.jp/information/2009/01/post-121.php

http://www.maruyakagu.jp/information/2009/01/post-122.php

 

その中で、当時の人気商品 ” 分割ベッド ” をご紹介いたしました。

「昼はソファ、夜はベッド」のキャッチフレーズのもと、大ヒットした製品でした。

 

このたびフランスベッド㈱はこのコンセプトの現代版を新発売いたしました。

下の写真が、そのソファベッド ” Lifeit ・ ライフィット ” です。

 

       ライフィット・・1.jpg

 

        ソファとオットマンが簡単にジョイント出来ます。

 

        ライフィット・・2.jpg

 

ソファの背もたれは6段階に調整出来ます。

ヘッドレストは4段階に調整出来ます。

先日のファミリー祭でご紹介申し上げたところ、非常に好評でした。

 

この場をお借りいたしまして、

お買い上げいただきましたお客様に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

皆様も、是非お試し下さい。

皆様のご来店、心よりお願い申し上げます。

 

 

2010年1月17日 [家具の蘊蓄製造技術雑学]

"指物"の読み方

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝は寒かったですね!

自宅のお風呂場で氷が張っていました。

気象庁のデータでは松本の最低気温は-9.9℃でした。

寒い訳です。

 

その寒い中を、本日も多くのお客様に来店いただいております。

心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございます。

 

さて、本日も家具の蘊蓄(うんちく)話をお書きします。

先ずは読み方から、

次の漢字は何と読むでしょうか?

「指物」

 

”ゆびのも” ではありません。

正解は「さしもの」です。

 

昨日の「抽斗」よりは楽だったと思います。

では、

”指物家具” とはどの様な家具のことでしょうか?

これはちょっと難しいかな?

 

指物とは、

木と木を特殊な接合方法で継ぐ(釘など接合のための金属を使わない)木工芸技法のことです。

指物家具とは、

指物技法で作られた家具のことで、箪笥類、机類などの調度品指物と

箱物、板物、曲げ物などの茶道指物に大別されるそうです。

 

江戸指物、京指物などが有名ですが、松本指物もございます。

木材の産地の近辺には、昔から伝統家具の産地があります。

松本も有名な伝統家具の産地です。

 

指物の継ぎ手については、下記の府中家具のページを参照下さい。

 

http://www.fuchu.or.jp/~kagu/siryo/kumite.htm

 

2010年1月16日 [家具の蘊蓄雑学]

"抽斗"の読み方

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日、業界用語の「箱物」「脚物」について書きました。

その続きと言っては何ですが、

次の漢字の読み方をご存知ですか?

「抽斗」

 

”ちゅうと”ではありません。

「箪笥の抽斗」と使われます。

な~んだ?

 

正解は「ひきだし」です。

 

ブログネタにと思い、語源を調べたのですがよく分かりませんでした。

中国語?と思い、中国から来ている研修生に聞いたところ、

「抽」の部分は同じだけど、後ろが違うと言われました。

 

エキサイトの中国語翻訳では

「抽斗」→「抽屉」 と出てきます。

やはり中国語由来だと思います。

 

翻訳ページ・・・非常に便利ですね。

下記を参照下さい。

 

http://www.excite.co.jp/world/

 

蛇足の蘊蓄を一つ。

箪笥(タンス)の数え方ですが、一竿(ひとさお)、二竿(ふたさお)と数えます。

その昔、箪笥を運ぶ時、箪笥を竿にくくりつけ2人がかりで担いだことに由来するそうです。

 

2010年1月15日 [商いの掟家具の蘊蓄雑感]

箱物と脚物について

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

挨拶回り、新年会等で丸屋家具のご紹介をさせていただく機会を多く得ました。

ここぞとばかりに丸屋家具を宣伝させていただきました。

 

その中で質問もいただきました。

必ず聞かれたのは、

「どんな家具が売れ筋なのですか?」

と言う質問です。

 

で、私の答えは、

「今は箱物が売れない時代になりました、売れるのは脚物ですね」

相手の方は、

「?」と言う顔をされます。

 

「箱物」「脚物」は家具業界の言葉です。

一般の方はご存じないですよね。

 

整理ダンス、洋服ダンス、婚礼セットのような収納系の家具を「箱物」と言います。

そのものズバリ大きな箱状態ですから「箱物」です。

一方、ダイニングテーブル、応接セット、ベッドなどを「脚物」と言います。

それぞれ長短はありますが「脚」が付いているでしょ。

 

丸屋家具だけではありませんが、

婚礼セットに代表される洋服ダンス等の箱物の需要は本当に少なくなりました。

生産量はピーク時の10分の1以下だそうです。

 

丸屋家具ではベッドを筆頭に「脚物」のダイニングセット、応接セットが売れ筋です。

御用の節は、丸屋家具をよろしくお願い申し上げます。

 

2009年10月14日 [家具の蘊蓄]

ウィンザーチェア

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

いきなりですが、

”ウィンザーチェア” をご存知ですか?

 

知っていると答えた方は、椅子好きの方ですね。

でも知らないと答えた方でも、知っているはずです。

たとえ、ウィンザーチェアの名前は知らなくてもね。

 

椅子の源流を4つに分類する考え方があります。

中国の王様が使っていた椅子。

シェーカー教徒が作った椅子。

ミハエル・トーネット(ドイツ人)が作った曲げ木の椅子。

そして、ウィンザーチェア。

 

ウィンザーチェアの由来ですが、超簡単に説明すると、

18世紀頃のイギリスの片田舎で、農民が自分が使うために作った、実用的な椅子です。

産業革命を経て、工業化、分業化で生産されるようになりました。

 

その特長は、厚手の板座にスポークの脚と背もたれが、直接接合されている構造です。

テレビドラマの大草原の小さな家などに出てくる椅子は皆このタイプです。

(アメリカでも流行しました)

 

今でも人気のあるデザインですので、多くのメーカー、デザイナーがウィンザーチェアを手がけています。

当店でも何点か展示してあります。

そこに、更にウィンザーチェアの新作が入荷しました。

 

この話、明日に続く。

 

 

 

2009年7月15日 [健康家具の蘊蓄製品の紹介]

夏の布団、近江のちぢみ掛け布団!

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

最近、クーラーの影響で”冷え”にお困りの方が増えているそうです。

夏場の下痢症状に悩む方も多いみたいです。

 

冷え性に悩む方は、下半身浴等で体を温め、自律神経の乱調を整えると良いそうです。

夏場の下痢対策は、冷たい飲み物を摂りすぎない事と、

就寝中に足を冷やさないこと。

理由は、消化酵素が働ける体温を保つ事が必要だからです。

 

実は、私、クーラーが苦手です。

更に、夏場、胃腸が弱いと感じることが多いんです。

で、対策を調べていた訳です。

 

実際に下半身浴も、足をマッサージしながら行っています。

冷たい飲み物も控えています。

ただ、ビールだけは控えきれないので、足を冷やさないように気を遣って寝るようにしています。

 

その私が、今、使っていて調子がいいのが”近江のちぢみ掛け布団”なんです。

以前ブログでも紹介した、西川産業の健康寝具フェアで買い求めた製品です。

外側が麻のちぢみ生地で出来ています。

中綿も麻100%です。

 

以前「真綿は綿じゃない、絹です」と書きました。

ふわふわした状態を”わた”と言います。

だから、麻の綿もありです。

 

この”ちぢみ掛け布団”非常にいいです。

床について、暑いと感じないんです。

肌触りがシャリシャリしていて、涼しくさえ感じます。

だからといって、朝方冷えるようなことはありません。

 

快調であります!

この夏お勧めの一品です。

西川産業、近江のちぢみ掛け布団!

 

2009年7月14日 [健康家具の蘊蓄製品の紹介]

梅雨明けと近江ちぢみの掛け布団

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

梅雨が明けました!

本日昼、関東甲信の梅雨明けが、気象庁より発表されました。

平年より6日早い梅雨明けです。

いよいよ、夏本番!

 

さて、

今日こそは”近江ちぢみ”をご紹介致します。

 

昨日の最後に、撚糸(ねんし)の話を致しました。

絹の場合、18本から27本の蚕の糸を撚って(よって)1本の糸にするんだそうです。

ところで、この撚り(より)の入れ方を強くした糸のことを”強撚糸”と言います。

 

強撚糸は、撚りを元に戻したい力=縮みたい力を内蔵しています。

強撚糸を巧みに使い織り上げた生地は、この力によって凹凸が出来ます。

この凹凸のことを、縮んで出来たから、縮緬シボ(ちりめんシボ)と呼びます。

そして、生地自体は”ちりめん”と呼ばれるのです。

 

一方で”ちぢみ”と言う表現があります。

こちらは、”何々ちぢみ”と言うように、固有名を言う時に使われます。

そうです、

やっと辿り着きました!

”近江ちぢみ”登場です。

 

近江ちぢみの素材は”麻”です。

近江ちぢみとは”麻”で造られた縮み(ちぢみ)生地です。

 

日本の夏の生地と言えば”麻”です!

麻は他の繊維に比べ保温性が低く、放射性が高いのです。

また、業界で言うところの”シャリ感”が高く、肌触りが涼しく感じます。

”麻”は高温多湿な日本の夏を快適に過ごす素材です。

 

”近江ちぢみ”はこの様な特性から、甚平の生地として使われています。

昔の人は、夏を快適に過ごす、自然な方法を知っていた訳です。

この、自然と言うところが注目されています。

クーラーでなく、自然です。

 

ところで、この”近江ちぢみ”を使った、オール麻製の布団があるんです。 

この話、明日に続く。

 

All /  1  /  2  /  3  /  4  /  5  /  6  /  7  /  8  /  9 

▲ページの先頭に戻る