いらっしゃいませ。
昭和がらくたビアホールへ、ようこそ!
マスターと務めます丸山です。
当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。
ビール好きが高じて集めてしまった、
ビール関連グッズをメニューにお出ししております。
本日のメニューはこちらです。
蓋付きのサントリーのジョッキです。
蓋裏には、材質についての記載がありません。
このジョッキの底には、 MADE IN WEST GERMANY と刻まれています。
(製作所の記載はありません。)
5月19日に紹介したメルツェンのジョッキと同じく西ドイツ製です。
当時、サントリーは西ドイツでジョッキを作っていたのでしょうか?
う~む・・・、 分かりませ。
では、このジョッキの製作年代はいつ頃か?
謎解きの鍵は、正面のエンブレムの中にあります。
エンブレムの下のリボンの中に、
SKÅL! SUNTORY BEER と書かれています。
SKÅL!のÅは、Aの頭に丸がついたオングストロームです。
なにそれ?
このÅ、 実はデンマークのアルファベットの一文字です。
デンマーク語で使われているアルファベットには、
英語のアルファベットの他に、
デンマーク語特有のÆ,Ø,Åの3文字があるんです!
え~っ!
Åの発音は「オー」に近いので、
これは、
スコール サントリー ビールとなります。
スコールの意味は「乾杯」です。
へ~っ!
何故、デンマーク語の「スコール」なのか?
はたまた、このジョッキの製作年代は?
長くなりましたので、明日に続く。
え~っ!