いらっしゃいませ、
昭和がらくたビアホールへようこそ!
マスターと務めます丸山です。
当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。
(たまに平成もあります・・・最近多い!)
ビール好きが高じて集めてしまった、ビール関連グッズをご紹介しております。
ビール関連グッズと書きましたが、
今のところ、お出ししているのはビールジョッキのみです。
本日のビールジョッキはこれです。
銀座ライオンの60周年記念のジョッキです。
がらくたビアホールに、国産4大ビールメーカー以外のジョッキが初登場です。
銀座ライオンは言わずと知れたビアホールの雄です。
と、思っているのは私だけかもしれませんので、
ちょっとだけ「銀座ライオン」を紹介しておきます。
運営会社名は「サッポロライオン」・・・サッポロビールの子会社です。
資本金48億7821万
売上高248億2000万(平成27年12月期)
全国に約170店舗(会社概要の中の数字)を展開
創業が明治32年8月4日です!
この日、サッポロビールの旧社名・大日本麦酒の、更に前身の会社・日本麦酒が、
日本初のビヤホール「ヱビスビヤホール」を銀座に開店しています。
その日を創業の日としている会社です。
1934年・昭和9年4月8日に大日本麦酒(株)は本社ビルを竣工しています。
その時、その1階にビヤホールを併せて開店しています。
ここが、ライオンビアホールの中で一番有名な店舗・現銀座七丁目店です。
(先ほどのヱビスビアホールの場所とは違うと思います。)
何が有名か?
その建物、内装、立地、歴史・・・等々、総てに於いて超有名なのですが、
なかでも一番有名なのは菅原栄蔵作のガラスタイル画のモザイク大壁画がです。
どんな壁画なの?
大壁画はカウンターの後ろにあるタテ2.75m、ヨコ5.75mのとても大きなものです。
他にもちょっと小さなガラスタイルのモザイク画が10面あります。
どんな絵柄?
今回ご紹介したジョッキに描かれているのが、その大壁画です。
では、
何が60周年なのか?
1934年・昭和9年に大日本麦酒(株)本社ビルの1階に銀座七丁目店が開店してから、
60年です。
つまりこのジョッキは、1994年・平成6年のジョッキということになります。
銀座七丁目店で、私が買い求めたジョッキです。
白いので陶器製に見えますが、ガラス製です。
高さ:11.5cm 容量:350cc
参考オークション落札価格 : 700円~1200円
もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。