いらっしゃいませ。
昭和がらくたビアホールへ、ようこそ!
マスターと務めます丸山です。
当店のメニューは、昭和にまつわるビールのカケラでございます。
ビール好きが高じて集めてしまった、
ビール関連グッズをお出ししております。
本日紹介する、昭和のカケラはこちらです。
本日のメニューは、
先週ご紹介した、
アサヒビール・藤城清治さん影絵のジョッキの、
ASAHI BEER for two の続編です。
前回より、細身なノッポに感じるジョッキです。
さて、
問題はこのジョッキが何者かということですが、
手がかりは、底に捺されたメーカー名です。
THE IRONSTONE CHINA
MATSUMURA & CO.
MADE IN JAPAN
ネットで調べました所、
松村硬質陶器株式会社(1902年・明治35年設立の会社)が製造元と分かりました。
日本で最初に硬質陶器を創成した会社とのことです。
名古屋にあった会社で、
柳宗理がデザインした器(白いシリーズ)を焼いたことで有名だそうです。
(そのシリーズは、オークションでは高値の取引になるみたいです。)
硬質陶器って?
磁器よりも保温性に優れ、
陶器よりも耐衝撃性に優れているのが特徴なのだそうです。
いつか、磁器と陶器の違いを書かないといけませんね。
さて、このジョッキは、
要するに、
その世界では、かなり有名なメーカーが製造元のジョッキだということです。
想像するに、
それなりに予算を組んで作ったジョッキ!
分かるのはそこまでかな・・・
次回は、藤城清治の3つのジョッキを比べてみる予定です。
高さ:11.6cm 容量:350cc
参考オークション落札価格 : 800円~1500円
もちろん、もっと高いこともありますので、保証の限りではありません。