月別アーカイブ: 2008年9月

白神山地のブナ・・・その3

本日のYAHOO!トピックスのニュースで「白神山地のブナ 文字刻まれる」の記事が配信されています。

なんとタイムリーな!

記事によると、世界遺産の内、「核心地域」の回りに設けられた、保全目的の「緩衝地域」のブナが刃物で文字を刻まれたらしいです。

白神山地と言っても、全てが世界遺産ではなく、世界遺産の指定先も核心地域と緩衝地域に分かれるらしいです。

いわゆる白神山地は、13万ヘクタールもあるそうです。世界遺産の回りは営林署の伐採が過去にあったそうです。(今もあるのかしら?)

と言う事で、今回入荷した白神山地のブナは世界遺産地域のそれではなく、周辺地域で、しかもかなり前に伐採された物との事でした。(十数年前の物との事です。)

ブナを使ったシリーズの製品の廃盤が決まり、原材料の使い道として天板への利用が決まったのだそうです。

でも一応、白神山地産ですからね、希少価値は十分にあると思います。

今回、飛騨産業㈱が売り出した、ブナだけで作られた天板4枚の内、2枚を仕入れてきました。

 

白神山地のブナ・・・つづき

飛騨木工連合会主催の「暮らしと家具の祭典」に9月3日、行って来ました。

「暮らしと家具の祭典」は、毎年9月に行われる飛騨高山の家具メーカーの新作発表会です。

丸屋家具も2班に分かれて、総勢9人が買い付けに行きました。

宿泊組の私と横山は、塩尻を朝6時に出て8時頃には日進木工㈱に着いていました。

他に回ったメーカーは、飛騨産業㈱、㈱シラカワ、柏木工㈱、㈱キタニ、㈱イバタインテリア、大日㈱、㈱第一産業高山本店(順不同)・・・疲れました。

で、飛騨産業㈱に立ち寄った時のことです。

一通り新作を見て、商談を進めて他店に回ろうとした時です、

「まだ、お見せしたい物があります。本社工場の二階に取って置きの天板があります。」

今回は無垢の天板を、各所で勧められていたので、もういいかなと思っていたのですが・・・

「白神山地のブナです。」

「えっ、世界遺産の白神山地?」

「そうです」

「ええっ!」

続きは、また明日。

白神山地のブナ

言わずと知れた世界遺産白神山地です。

白神山地は1993年、法隆寺、姫路城、屋久島とともに、日本で最初に世界遺産に登録されています。

ブナの原生林としては、世界最大級である事がその理由です。

指定された地域は16,971ヘクタール。縄文時代からのブナ林が、約1万年間、人の手も加えられずに残ったそうです。

昔はブナを加工するのが、非常に難しくて、木の価値が無かったんだそうです。

ブログに書く為に調べていて、意外に思った事が一つあります。

それは、白神山地の標高。

白神山地は、100mから1200mの山岳地帯なのだそうです。

松本市の標高が、約592m。美鈴湖、約1000m。河童橋、約1560m。槍ヶ岳山頂、約3180m。

私の中で、何となくイメージしていた白神山地は、もっと高い所でした。

その白神山地のブナが、丸屋家具に・・・なぜ?・・・はまた明日。

ありがとうございます。

今は運動会シーズンですし、色々と忙しい中を、

健康フェアにご参加下さいます客様に心より感謝を申し上げます

ありがとうございます

昨日は35名の方に、ご参加頂きました。本日も35名の方に、ご参加頂く予定です。

明日の30名の方々とあわせまして、100名もの方々にご参加頂きます。

本当に有り難い事でございます。

初日の朝礼で、「物を売ると思わないように、睡眠、健康をお売りするんです。それだけ配慮した品揃えになっています。」と申し上げました。

昨今、自社で扱う商品を単なる物と捉え、「儲かれさえすれば、どんな物でも売っていいんだ」と言う風潮がございます。自社が安全、安心、信頼の商品、命の元を扱っているのだという考えがあれば、三笠フーズの問題は発生しなかったと思うのですが・・・。

話は変わりますが、昨日、白神山地ブナの天板が2枚入荷致しました。

えっ!世界遺産の白神山地産?・・・うそだ!・・・のお話は明日。

イタリア語でした。

昨日紹介した「Sereno」、失礼しました、イタリア語と書いてあるパンフレットが出てきました。

「晴れた」、「のどかな」、と言う意味だそうです。

「Sereno」、もしかしたら、スペイン語でも使っている単語かも知れませんが、飛騨産業㈱のパンフレットに書いてありましたので、訂正致します。ごめんなさい。

 

さて、丸屋家具は本日から3日間イベントです。

健康寝具フェアを行います。

限定100名様で、西川産業様の健康寝具をご紹介致します。

今日のイベントを、今日知らせるなと、お叱りを受けそうですが、

申し訳ありません、もう限定の100様埋まっているのです。

次回は、日取りが決定した段階で、ご紹介致します。

追伸

10月はリビングフェアを、24日(金)、25日(土)、26日(日)、の3日間行います。

家具のネーミング・・・その2

タイトルバックの3つの椅子は、私のお気に入り。お客様の記憶に残る名前を付けて欲しいな。

実は、MK-266には、テーブルとかの仲間があって、セレノ Sereno と言うシリーズ名が付いています。

「Sereno」 って、たぶんスペイン語で「穏やかな」って意味だと思うのです。

(ネットで検索したら、建築屋さんのページに、そんな事が書いてありました。)

穏やかな感じだよね、確かに。でもね・・・セレノが穏やかなんて誰も知らないよ。

みんなが知らない、カタカナの3文字、「セ・レ・ノ」・・・記憶に残りにくいな~

私が名前を付けるなら、もっとかわいい名前にしたいな。

例えば、「ピノ」・・・小さくて、かわいいイメージだから。

DC358は、「ミラノ」・・・イタリーの生地だから。

丸屋家具の中だけでも、この名前で呼ぼうかな。

N□C-442の愛称、募集します。

家具のネーミング

おはようございます。今朝はちょっと肌寒い朝です。

昨日まで、タイトルバックの椅子について紹介文を書いていて、気がついた事があります。

それは、椅子の名前。MK-266、N□C-442、DC358・・・覚えられます?

この名前、メーカー社内の都合で付いた名前だと思います。

社内で扱いやすい為の、商品の整理番号だと思うのです。Cはチェアーの頭文字だよね、きっと。

お客様の事を考えたネーミングではありません。

何でこんな事を書くかというと、こういう名前はクチコミに上らないんですよ。

旦那さんと話をしていたとする、

「今日見たあの椅子、良かったよね・・・えーとMK-266」

なーんて、絶対ならない。

友達と話していて、

「こないだ買った家の椅子いいのよ、N□C-442と言うんだけど

なーんて、絶対ならない。

今の時代、クチコミに上がるようにしないと、物は売りにくいんだけど・・・メーカーさん聞こえてる?

タイトルバックの写真・・・その3

おはようございます。

一番右の椅子の説明です。九州福岡県にあるナガノインテリア工業㈱の椅子です。

(長野にある東京インテリア、・・・ではないので念のため。)

名前はDC358。これまた細身の軽い椅子です。

この椅子が、軽く作られている技術を紹介します。それは、座面に板材が使用されていない事です。

板を入れる代わりに、ダイメトロールと呼ばれる布バネを使用しています。

木の代わりに布ですので、その分だけ軽く作れる訳です。

私がこの椅子で一番気に入っているのは、張り地。イタリー製の生地で、とても鮮やかなブルーです。

更に、その張り地はカバーリングになっているので、取り替えが簡単になっています。

季節に合わせて、張り地を交換して、気分転換が出来ます。

ぜひ、その鮮やかなブルーを、丸屋家具まで見に来てくださいね。

タイトルバックの写真・・・その2の2

家具特産地には協同組合があって、そこの市と協力して新作の発表会を行います。

この発表会には、全国からバイヤー(小売店)が集まります。

その最大のものは、九州大川、春の展示会だと思います。大川家具工業会は、展示会用に巨大な展示場を、自ら所有しています。・・・(初めて行った時は驚きました。)

日進木工が加盟する飛騨木工連合会は、毎年9月に新作発表会を行います。

今年は9月3日から5日間行われました。丸屋家具も2班に分かれて、総勢9人が買い付けに行きました。

いい物をかなり仕入れましたので、請うご期待です。

さてN□C-442ですが、一昨年2006年の展示会に発表された新作です。

今では、日進木工の売れ筋の椅子にランクインしています。

タイトルバックの写真・・・その2

今日は真ん中の写真の説明です。名前はN□C-442。には材質によってが入ります。(Bはナラ材、Fはブナ材、Cはブラックウォールナット材)

丸屋家具の中では「スタッキング」の愛称で呼ばれています。スタッキング、重ねる事が出来るからです。

私の大好きな椅子の一つです。・・・(「家具の日々」に隠れちゃって、ごめんなさい。)

この椅子も、軽い椅子です。実は椅子が軽いと言う事は、椅子を選ぶ際の重要なポイントです。

立ったり座ったり、また、掃除などで何回も動かす事を考えたら、軽い方がいいです。

でも、軽くても丈夫な椅子を作る事は、本当は非常に難しい事なのです。

日本中に家具の特産地が何カ所かあります。北海道旭川市、九州大川市、広島府中市、静岡市、

そして飛騨高山市。それぞれの産地ごとに特色があります。椅子に強い産地は、ずばり、飛騨高山。

この椅子は飛騨高山にある「日進木工㈱」製です。

私の一押しのメーカーです。特にここが作り出す椅子に、私は惚れています。

タイトルバックの写真・・・その1の2

おはようございます。昨日の続きです。 

「MK-266」の大きな写真は飛騨産業の公式サイト

http://www.kitutuki.co.jp/index.html の中、

ショールーム→ネットショップ→Sereno→MK-266→購入ページの順でクリックすると出てきます。

(長いアドレスを文字の中にはめ込む技術が習得出来てないのですみません。)

脚等の主材はタモの無垢材、背の部分はセブンチェアー等で使われている形成合板です。

ね、かわいい顔をしているでしょ。

私、この椅子大好きなんです。

ところで、ブログのタイトルバックの写真、小さくて分からないけど

丸屋家具に展示してある「MK-266」は、もっとかわいいです。

座の張り地を、丸屋家具で取り寄せた明るいブルーに変えてあります。

軽くて、コンパクトで、かわいくて、新婚さんにお勧めかな。

近い内に、写真を撮ってブログに載せますね。

 

タイトルバックの写真・・・その1

家具の日々のタイトルバックの写真ですが、丸屋家具が扱っている椅子の中で、軽いものを選んで原っぱに持ち出しました。

天気が良くて、とても気持ちがいい撮影でした。

ちょっと解説をします。一番左の椅子は、昨日もふれた飛騨産業㈱のセレーノシリーズの椅子です。

昭和32年に発売され、爆発的に売れた名作「C-66」の復刻デザインの椅子です。

今回の名前は「MK-266」。当時よりホンのちょっと大きめですが、コンパクトでとてもかわいい一脚です。

祝 イチロー200安打

本日、シアトル・マリナーズのイチロー選手が、8年連続の今期200本安打を達成致しました。

いつも驚くのは、イチロー選手は節目の安打を、ホームランとかで飾る事です。

今回は、残りの3本を、固め打ちの猛打賞で飾りました。凄いな~

話は飛びますが、家具業界と野球は無関係ではありません。

バットの製造に、高山にある飛騨産業㈱が作ったロクロ切削機が使われたことがありました。

もしかすると、まだ使われているかも知れません。

家具業界にいる者としては、何となく嬉しくなる話です。

本日からスタート

初めまして、丸屋家具の店主 丸山です。

本日よりブログを書き始めますどうなる事か心配ですが、書き続けます

よろしくお願い申し上げます

家具の日々では、メーカーが伝えきれていない情報を、お伝え出来ればと思っております。

家具を説明するのに、仕様だけでは面白くないです

家具にまつわる物語が書けたらいいな~と思っております。