こんにちは、マルヤ介護ショップほほえみの井田です。
大変ご無沙汰しておりました。
実は今まで、親の介護に追われていて、全くゆとりのない生活を送っていました。
今は、すこーしだけ、一息つくことができました。
と言うことで、
個人的なお話で申し訳ないのですが、
何かのお役にたてることを期待して、
今回の体験をまとめてみました。
関東で一人暮らしをしていた親が、物忘れをするようになりました。
年だしね、と言っているうちに、
「これは、おかしい」
「認知症に違いない」
「病院へ連れて行かなくては」、ということになりました。
ところで、
介護ショップでも、病院に関する相談を受けることがございます。
「介護申請の為に必要でも、本人が病院へ行きたがりません」
「無理には連れていけません」
「どうすれば、良いのでしょう?」
うーん、我が親も病院嫌いです。
おまけに、自分は健康だと思ってます。
どうやって、病院に連れて行こう。
兄弟で相談をしました。
ごまかしてでも、病院に連れて行こう!
認知症の薬は、初期のうちは良く効く傾向があります。
受診するなら、今しか無い。
筋書きは、
「長年、健康診断をさぼっているから、長男のところに手紙が来たって?」・・・と、
心配した娘(私)が長野から出てきます。
そこへ、仕事を休んだ長男が車で迎えに来て、
病院へ強制連行。
けっこう、嫌がられて、怒られはしましたが・・・
診察をしていただくことが出来ました。
結果は、アルツハイマーでした。
ここから、兄弟連携の、介護生活がスタートしました。
病院の受診でお悩みの方に、
我が家のケースをご紹介します。
参考になれば、幸いです。
・はじめに、物忘れ外来や認知症対応の病院を探します。
・「物忘れ」でなく、単に「内科」の看板を出しているところもありました。
・前もって、病院に状況を説明して、相談をしておいた方が良いです。
私は遠方なので、電話で相談をしました。
・頼んでおくと、通院の窓口では「健康診断の〇〇さーん」と、呼んでもらえます。
・ドクターも、「どうも血圧と、コレステロールの値がね」と説明しながら
認知症の薬を出してくれます。
・同時に地域包括支援センターに相談をすると、様々なアドバイスをもらえます。
どんなサービスが使えるかも分かります。
もし、自分が認知症や、不治の病になったら、私は自分の病名を知っておきたいと思います。
でも、今回、私は親に病名を告げることができませんでした。
何度か悩みましたが、やっぱり言えませんでした。
そして、
この病気は徐々に進んでいます。
問題を起こしながらも、
大変で・・・、
でも、平和な毎日です。
以上、井田の家族の体験談でございました。