こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。
今日で平成20年も終わりです。
本日は大晦日。
「みそか」とは「三十日」を指すのだそうです。
だから「みそか」自体は月末の事で、本日は一年最後の月末だから「大三十日」、
で「大晦日」になったそうです。
(旧暦では、ひと月は二十九日か三十日だった)
さて、今夜撞かれます除夜の鐘について、受け売りの情報です。
108回撞く内、107回は今夜中に撞き、最後の一回は年が明けてから撞くそうです。
除夜とは、「夜を除く」・・・つまり寝ない事だから、最後の一回は新年に撞く事になるらしいです。
なぜ108回かについては、これは、ちょっと難しい。
108の煩悩を取る為だが、説は3つ。
①庶民感覚で分かり易いのは、四苦八苦を取るから、4×9+8×9=36+72=108になるという説。
②仏教の経典に「楞伽経(りょうがきょう)」というお経があり、曰く
人の感覚には、眼(目)、耳、鼻、舌、身(体)、意(意識)がある。・・・この6つを仏教では六根と言う。
この感覚に対応するのが、六塵(色、声、香、味、触、法)。
(意識の対応が法・・・ここで言う「法」は仏法のことだよね・・・たぶん)
六根が六塵を認識するから迷い、欲望が生ずる・・・すなわち6煩悩が生ずる。
この認識の受け止め方が三段階ある、好ましい・嫌い・普通・・・これを三受(好、悪、平)と言う。
これで煩悩の種類は18煩悩。
さらに、この18種は、浄(きれい)・染(きたない)の二通りに分類される・・・36煩悩
この36煩悩は、今もあり、昔もあり、これからもある・・・三世(現在、過去、未来)
だから、36×3=108煩悩になる。
③1月から12月までの12、二十四節気の24、七十二候の72、足すと108。
あ~ぁ、疲れた。
それでは、皆様、良いお年をお迎え下さい。