カテゴリー別アーカイブ: 家具の蘊蓄

オイルフィニシュ・メンテナンスの実際

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

またまたブログをお休みいたしました。

2日も!

 

実は、

ちょっと疲れたのであります。

何が?

オイルフィニシュ・メンテナンス体験会で・・・

手こずったのであります!

 

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上の写真は、我が家から持ってきた、「森のことば」のリビングテーブルです。

当日はこれを使用して体験会を開きました。

 

が、

買ってからこの方、もう何年間もメンテナンスをやってなかったのです。

ちゃぶ台の代わりに使っておりましたから、

汚れが酷かったのであります。

 

紙ヤスリを掛けても、

すぐ、ヤスリの目が詰まってしまうのであります。

木肌にヤスリが達しないのであります!

 

え~っ!

 

事前に、目の粗い紙やすりを用意しておけばよかったのですが、

時既に遅く、

手こずりました!

 

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それでも、

お分かりになりますか?

上の写真にある丸く黒いシミ。

 

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見事に消してございます。

色が変わっているのは、紙やすりで磨いた後にオイルを塗り込んであるからです。

例の亜麻仁油が主成分のオイルです。

 

このオイルには若干塗料が混ざっていると思います。

 

皆さんはオイルを塗ったら、

「ベタベタしてしまう」

と、お思いでしょうが、

このオイルは、空気に触れると乾くのであります!

これが亜麻仁油の特徴です。

 

塗って、すぐ触っても、サラサラしています。

ただ、本格的に乾かすまでには12時間かかります。

12時間経ちましたら、蜜蝋系のワックスを塗って完了です。

 

今回使用した、飛騨産業のメンテナンスキットです。

空気に触れると乾いてしまうので、長持ちしません。

(使用期限6ヶ月以内)

必要に応じての、お取り寄せとなります。

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オイルフィニシュ・メンテナンス体験会!・参加者募集!

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝の市民タイムス掲載の広告を見ていただけましたか?

 

これです。

 

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只今、開催中の「飛騨家具フェア」の告知広告ですが、

注目は、

黄色い丸の中でございます!

 

「オイルメンテナンス体験会」

参加者募集!

でございます。

 

来週の19日の敬老の日に2度行います。

午前10時と午後2時の2回です。

もちろん参加は無料です。

 

自然の風合いが人気のオイル仕上げ家具!

そのメンテナンス体験会です。

 

オイル仕上げの家具は、

年1回ほどのメンテナンスを施すと、

その素敵な風合いがよみがえります。

 

メンテナンスに必要な機材は、こちらで用意いたします。

簡単な作業ですので、

お気軽にご参加ください。

 

詳しくは宮本店長まで、お問い合わせください。

 

貧乏暇なしの日々

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

このところ、ブログを休みがちなのであります。

今回も、3日空けてしまいました。

誠に申し訳ございません。

 

こんなんじゃ、このブログの読者様に見放されてしまいそうですが、

すみません!

貧乏暇無しのなせる業とお許し下さい。

 

何がそんなに忙しいの?

 

例えば、

先週の土日はこんなことをしておりました。

 

      センターテーブル塗装前

 

上の写真はお得意様のところから預かってきた応接のセンターテーブルです。

別件の納品の際、気になって預かってきました。

 

実はこのテーブル、30年ほど前に当店からお買い上げ頂いた高級品です。

ただ、直射日光の当たる所に置かれていたため、

紫外線等の影響で塗装が剥げてしまっていました。

(天板の中心部分はテーブルクロスの関係で若干塗装が残っています。)

 

これを、

お客様の了解を得て、オイル塗装に塗り替えてみました。

 

      センターテーブル塗装後

 

写真の片隅に写っているサンダーで、残っていた塗装皮膜を削り落としました。

天板は突板ですので、注意深く、薄く削り落としました。

最後は手作業でサンドペーパーを掛けて、仕上げます。

その後は、亜麻仁油が主材料の植物系のオイル塗装を施し、

一晩寝かせて、オイルが乾燥してから、蜜蝋で艶出しして完成です。

 

オイルフィニッシュですので、

1年に1回は自分でオイルを塗っていただくことを説明して、

納めてまいりました。

 

たいへん喜んでいただきました。

(追加の注文まで頂いてしまいました!)

 

自分でできる作業でしたので、

今回の経費はサービスといたしました。

時間もそんなに掛かっていませんし・・・

 

なんてことの積み重ねで、

時間がないのであります!

 

オイルフィニシュ・・・その2

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

この時間、青空が広がっております。

午前中は湿度が高く、ジメジメした感じがあったのですが、

今は爽やかな風が吹いております!

 

やっぱり、カラ梅雨かしら?

 

明後日からは、また雨模様らしいので、

どちら様もお気をつけください。

 

さて、

昨日書いたオイルフィニシュについて、

ちょっとだけ、追加のお話です。

 

飛騨産業の「森のことば」は、

それまでは捨てていた(正確に言うと、燃料として燃やしていた)ナラ材の節の部分を、

デザインに活かした家具シリーズです。

 

木に節があるのは当り前。

それを活かすことで、自然な風合いを家の中に持ち込むことに成功しました。

家の中に「森」が入りこんだ気分にしてくれます!

 

と言うことで、

わたしの大好きなシリーズです。

 

木の持つ自然な風合いを活かすのが、オイルフィニシュ塗装です。

オイルフィニシュ塗装に使われる亜麻仁油などは、酸素と化学反応を起こして硬化します。

ただし、カチンコチンになるわけではありません。

木の中に染みこんで、一体化するイメージです。

木の伸び縮みに合わせて、塗装も伸び縮みする感じかな。

 

だから、

木の自然な風合いを活かすデザインの家具にはこのオイルフィニシュ塗装が多く用いられます。

当然、「森のことば」にもオイルフィニシュ塗装が使われているわけです。

 

ただし、

自然の風合いを残す代わりに、弱点があります。

塗装皮膜が弱いのです。

 

テーブルなどを台拭きで毎日お掃除をすると、

皮膜が取れてしまいます!

その後は、木地に汚れが染みこんでいきます。

 

展示しているだけでも、経年劣化します・

 

と言うことで、メンテナンスが必要になるのです。

 

オイルフィニッシュ!

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です

 

昨夜から雨が降っていて、

お昼ごろ、その雨は上がったんですが、

私がいる事務所の中は蒸し暑く、

この時間になって、ようやく涼しい風が吹き込んできました。

 

ふ~っ!

 

最近、ブログの更新がままならず、申し訳ございません。

店内の諸々をやっておりまして、

時間が取られております。

 

諸々?

 

炊事、洗濯、掃除に子どもの送り迎え・・・的な諸々!

 

例えばこれ、

オイルフィニシュ塗装の家具のお手入れ。

 

オイルフィニシュとは塗装の形態を表す言葉ですが、

空気中の酸素を吸って固まる性質のある油=乾性油を木部にしみこませる方法です。

 

わたしの好きな飛騨産業の「森のことば」がこの塗装方法を用いています。

使う油は食用にもなる亜麻仁油を主成分にした自然素材の油です。

飛騨産業からメンテナンス用のキットが出ています。

 

  森のことばメンテ2

    中央の丸いパックは、つや出し用の蜜蝋です。

 

    落書きがあっても、こんな感じで補修できます。

  森のことばメンテ3

   森のことばメンテ1

    実際に落書きを消してオイルフィニシュを施してみました。

   右下、ちょっと白くなっている部分が落書きのあった場所です。

 

展示品にこんな落書きはないのですが、

定期的なメンテナンスをした方がいいのです。

1年に一回ぐらいはオイルフィニッシュを施します。

 

わたしのような素人がやっても、とても良い感じになります! 

 

接触冷感!

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

このところ、ブログの更新がままなりません。

貧乏暇なしに加えて、

この時期に再発する花粉症のせいです。

 

わたしの周りには鼻と喉をやられた人が多くいます。

朝昼夕の寒暖の差が大きいことも影響していると思います。

どちら様も、体調の維持にお気をつけ下さい。

 

さて、

この白くまちゃんは接触涼感グッズです。

     白くま小

「接触涼感」?

 

接触涼感とは読んで字のごとく、

触ると、涼しく感じると言う意味です。

「触る」は、そのまま触ることだから、いいとして、

問題は「涼感」です。

 

「涼感」・・・涼しく感じるです。

涼しく感じる・・・とは、

つまり、

「感じる」だけで、

実際は冷たくないのであります。

 

え~っ!

 

発泡スチロールは触ると温かく感じます。

実際は室温と同じでも、熱伝導率が低くく、

触っているところから熱を奪われないので、温かく感じます。

 

逆に、室温と同じでも鉄板は冷たく感じます。

熱伝導率が高いので、触っているとことから熱が奪われて、

冷たく感じます。

 

なるほど!

 

と言うことは、

この白くまには鉄板が入っているの?

 

もちろん違います。

 

世の中には、

触ると、ひんやり冷たく感じる、

「高分子ポリエチレン糸」と言う接触冷感素材があるのです。

 

え~っ!

 

この糸は、

熱伝導率の高いポリエチレンのマイクロファイバー・超極細繊維を120本束ねた糸です。

この糸を使って生地を織るのですが、

立体3層構造編みと言う織り方で生地を作ります。

 

すると、

肌への接触面積が増え、熱を拡散、放熱しやすくなります。

つまり、

結果として、触ると更に涼しく感じるのであります!

 

ほ~っ!

 

その生地が、この白くまのお腹に付いているんです。

最近の暑い夏を、

この白くまちゃんを抱いて乗り切りましょう!

 

ギャベ展を今年も開催しています。・・・その4

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

只今開催中の、「ペルシャ・ギャベ 大バザール」!

多くのお客様にご来店いただいております。

誠にありがとうございます。

又、

お買い上げもいただき、

心より感謝申し上げます。

 

ありがとうございます。

 

会場の様子をご紹介いたします。

 

   ギャベ 平成28年5月会場1

 

   ギャベ平成28年5月会場2

 

   ギャベ平成28年5月会場3

 

それから、

ギャベの厚さが分かる写真です。

 

    ギャベ平成28年5月会場厚さ

 

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

 

ギャベ展を今年も開催いたします。・・・その3

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

色々やっていたら、昼になってしまいました。

慌てております。

なぜ?

 

それは、

「ペルシャ・ギャベ 大バザール」が始まっているからであります!

 

今朝の信濃毎日新聞に折り込まれたチラシを見ていただきましたか?

これです。

(ただし、地域限定です。)

 

       ギャベ H28.5.20 チラシ

 

丸屋家具は今週末、20日(金)~22日(日)の三日間、

「ペルシャ・ギャベ 大バザール」

を開催しております。

 

と言うことで、

会場に展示中のギャベの写真です。

 

  ギャベ H28.5

  ギャベ平成28年5月2jpg

  ギャベ平成28年5月3

  ギャベ平成28年5月4

  ギャベ平成28年5月

 

今回は、昨日もお話いたしましたが、

カワイイ!

ギャベが多く展示となっております。

 

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

 

ギャベ展を今年も開催いたします。・・・その2

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

朝晩はまだ涼しいですね。

でも、昨夜は蚊が家に入り込み、我が家は一騒動でした。

やっぱり、夏近し。

 

さて、

昨日の続きです。

今年も開催します「ペルシャ・ギャベ 大バザール」

 

丸屋家具でギャベを取り扱うようになって10年近くになりますが、

ギャベの人気は、この間にウナギ登りです。

昔は知らない方もいましたが、

今は若い女性の方を中心に大人気でございます。

 

「なぜなんだろう?」

と思うのですが、

たぶん、私がギャベを気に入った点と共通していると思います。

 

天然染料の草木染めであること。

その柄が、伝統の柄で、それぞれの柄(モチーフ)に意味があること。

そして、手作りゆえサイズが不揃いなんですが、

これらが醸し出す素朴な味わいが、

「カワイイ」!

こと。

 

これらがギャベの魅力で、若い女性に人気の秘密だと思います。

 

実際、モチーフに取り上げられている、

鹿、羊、やぎ、人、木、四角、菱型、などのデザインは「カワイイ」のであります。

 

と言うことで、

明日の市民タイムスに掲載される広告を一足先に見て下さい。

 

        市民タイムス H28.5.20

 

皆様のご来店を、心よりお待ち申し上げます。

 

カリモクをご存知ですか?・・・その5

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

雨が降ってきました。

涼しくて、気持ちいいです。

大雨にならないことを願います。

 

さて、

「カリモク」を知らない人が多くなった気がするのですが、

このことに関する、私なりの考察(あくまで、全て私個人の見解)ですが・・・、

本日はちょっとおやすみです。

 

カリモクさんには、失礼ながら、

本日の市民タイムスに出した広告です。

 

      市民タイムス H27.6.26

 

先週の市民タイムスに掲載した広告にそっくり?

ハイ、

写真を入れ替えたでけで、他は全く同じです。

 

丸屋家具はおこがましくも、カリモクの失地回復を願っております。

その為、

只今は「カリモク」キャンペーンを実施中なのであります。

 

この後、

続々と「カリモク」キャンペーンが登場いたします。

よろしくお願い申し上げます。

 

と言うことで、

本日は、カリモクの高品質の話はパスです。

 

え~っ!

 

カリモクをご存知ですか?・・・その4

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

今日もいい天気となっております。

でも、ネットニュースによると九州では大雨とのことです。

皆様、くれぐれもご注意下さい。

 

さて、

「カリモク」を知らない人が多くなった気が致します・・・、

に関する私なりの考察です。

 

カリモク家具㈱は家庭用家具メーカーの中では、

日本国内最大にして、最高の技術を持ったメーカーです。

 

でも、

カリモク家具㈱自らがテレビ等の宣伝活動を行っておりませんので、

なかなか、最近は知名度が低くなっている気が致します。

 

では、

おこがましくも丸屋家具が宣伝を代わっていたしましょう!

と思うものの、

なかなか、これが難しいのであります。

 

と言うのは、

品質の違いを説明するのには、

安い物との品質の違いを指摘するのが一番分かり易いのですが・・・

これって、

一歩間違うと他店様の非難に繋がってしまいます。

 

家具に偽物がない以上、

これはあまり好ましいと思っておりません。

 

なので、

純粋に、カリモクのここが素晴らしい!

という宣伝をしたいと思っています。

 

でも、

これには体力が必要なのであります。

 

この辺で、明日に続く。

 

え~っ!

カリモクをご存知ですか?・・・その3

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

ここ何日か、ようやく梅雨らしい天気が続いております。

ただ、全国的には突風、豪雨を伴った気象となっている地域もありますので、

皆様、十分にお気をつけ下さい。

 

さて、昨日の続きです。

最近、「カリモク」を知らない人が多くなった気が致します・・・、

に関する私なりの考察です。

 

実は、この話題に手を付けなければよかったと、今、後悔しているんです。

何故なら、

非常に体力が必要な話に足を踏み入れそうなので・・・

 

「カリモクから怒られる」!

とかではありませんので、念のため。

 

以前・・・もう7年も前のブログにこんなことを書きました。

(ちょっとまずい表現を含んでいるので、今回は過去の ”参照” はありません。)

下記に、その時のブログ内容を、ちょっと手を加えてご紹介します。

 

よく、「本物の◯◯」と言う表現が使われます。

家具でも、広告等に「本物の家具」と言う表現を見かけます。

でも、私はその言葉に違和感を覚えます。

何故なら「本物の家具」の反対、「偽物の家具」は無いからです。

 

「突き板」の家具を、「無垢」の家具と宣伝すれば「偽装」です。

ですが、突き板の家具自体は「偽物の家具」ではありません。

海外で作られた、有機溶剤の臭いが残る家具でも「偽物の家具」ではありません。

 

※「突き板」とは・・・下記を参照下さい。

http://www.dairinet.com/faq2/%E7%AA%81%E3%81%8D%E6%9D%BF%E3%81%A8%E6%8C%BD%E3%81%8D%E6%9D%BF.html

 

だから私は、「上質の家具」という言い方をよく使います。

 

でも、その「質の違い」が明確に分からないと、お客様は困惑されます。

棚板の中に波鋼板が入っている本棚があります。

重い本を、長年入れておいても棚板が曲がらないためです。

 

でも、見た目には分かりません。

違いが分からなければ、

「なんで、こんなに高いんだ!」となってしまいます。

 

「質の違い」は伝えないといけないです。

目に見えたり、臭ったりすれば判りやすいのですがね。

 

以上ですが、

困ったことに、

カリモクの家具の「質の違い」を説明するのには、

それなりの体力が必要です。

 

ここまで書くだけでも、

「あぁ、疲れた!」

 

何故、体力が必要か?

それは、あさって以降に続く。

 

え~っ!

 

カリモクをご存知ですか?・・・その2

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

今年の夏至は6月22日の月曜日です。

 

ここから先は、毎年書いていることですが、

夏至の日が昼間の時間の一番長い日ですが、

朝日が昇るのが一番早く、日の入が一番遅い訳ではありません。

 

夏至の1週間ぐらい前に、朝日が一番早く昇り、

夏至の1週間ぐらい後に、日の入が一番遅くなります。

 

なので、

このところ、夜明けがだんだん遅くなってきました!

 

え~っ!

 

ちょっと寂しい今日このごろです。

 

さて、

昨日の続きです。

最近、「カリモク」を知らない人が多くなった気が致します。

 

「なぜ?」

と、家具に携わる私は思うのですが・・・

 

以下、

個人的な、勝手な推測ですから、

カリモクさん、怒らないでくださいね。

 

カリモク家具㈱は宣伝が下手!

と言うか・・・テレビ等のマスメディアへの露出が少ない!

と言うか・・・全くない!

 

あまりテレビを見ない私なので断言出来ないのですが、

たぶん、

メーカーとしてのテレビ広告・雑誌広告・新聞広告は行っていないのではないかしら?

 

(行っていたら、申し訳ございません。)

 

もっと、

ベッドメーカー、寝具メーカーのように、

自社製品の宣伝をしていただきたいと思っています。

 

この話、明日に続きます。

 

飛騨産業の腰にやさしい椅子・・・その1

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

NHKのラジオ放送を、車の運転時によく聞きます。

今朝の放送で、キンモクセイの香りのたよりが、関東を中心に寄せられておりました。

曰く、

「今年は、開花が早い!」

 

昨夜、会社からの帰り道、

毎年、私を楽しませてくれるキンモクセイの大木の下に車を止めました。

残念ながら、当地ではまだ花は咲いておりませんでした。

(大木と言っても、私の知る中での話・・・)

 

しかし、

今月5日のブログに書いた銀木犀の花は、もうとっくに散っております。

銀木犀と金木犀、当地では毎年同じ頃に咲くのに、

今年は全く違っています。

 

う~む・・・、

 

さて

飛騨高山に行ってきた話の続きです。

シラカワの匠館を見学した後、飛騨産業㈱に行ってきました。

(注:夜のパーティまで、一日中匠館に居たわけではないですからね。)

 

飛騨産業のショールームには、年数回通っていますが、

その中で思うことは、

飛騨産業は、日本の家具メーカーのあるべき姿をいつも模索している。

と言うこと。

 

消費税増税後、手前どものような地方の家具店は大変です。

(うちだけかもしれないけど・・・)

当然、メーカーだって大変なはず。

 

ともすれば、生き残ることを優先に、利益確保に走るところです。

だけど、飛騨産業はちょっと違うんですね。

利益より大義を重んじているように感じます。

 

どこが?

 

国産材を使うことにこだわっています。

しかも、針葉樹である杉材、カラ松材です。

その根底には、国土の保全と言う思想があります。

 

日本の家具メーカーだから、国土を守るため、国産材を使う。

と言う発想です。

詳しくは、下記の飛騨産業のHPを御覧ください。

 

http://www.kitutuki.co.jp/hidasugi/index.html

 

腰痛の話を書く予定でしたが、

長くなったので、

次回に続く。

 

さよなら、花梨の食堂セット!

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

先程から雨がぱらついております。

午後の降水確率70%です。

風も強くなっておりますので、風邪など引かぬようお気をつけ下さい。

 

さて、2年前の10月、

カリモクの花梨を使ったシリーズが生産中止になることをブログに書きました。

4回にわたって書きました。

もしよろしければ、下記をお読み下さい。

 

http://www.maruyakagu.jp/days/?p=3234

http://www.maruyakagu.jp/days/?p=3240

http://www.maruyakagu.jp/days/?p=3248

http://www.maruyakagu.jp/days/?p=3255

 

 

     sayonara karinn

 

私は、このカリンの椅子が大好きです。

生産が中止になっても、展示品の値段を下げるようなこといたしませんでした。

(普通は、生産中止が決まると処分のため値下げします。)

 

売れ残って構わない・・・

売れない方がいい・・・

そう思っていました。

 

ブログに書いた関係で、全国の花梨愛好家から問い合わせが来ました。

テーブルのサイズが大きいため、破談になりました。

ホッとしました!

 

宮本店長はナラ材の同デザインの導入を提案しましたが、

断りました!

 

それが、先日・・・

カリモクから問い合わせが来ました。

当社に展示中のテーブルのサイズ(大きい!)で愛好家が探している!

 

え~っ!

 

店主と言え、商売人です。

”好き”も大事だけど、商売も大事・・・

手放す決心をした次第です。

 

さよなら、大好きなカリンの椅子!

 

羽毛布団と安曇野フランスベッドフェア・・・その4

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日の昼間は暖かかったですよね~♪

おかげで、眠くて、眠くて・・・

 

そんな中を、多くのお客様に「安曇野フランスベッドフェア」にお越しいただきました!

心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

丸屋家具は、昨日24日(金)から明日26日(日)までの3日間、

市民タイムス安曇野山光ホールにて、

出張フランスベッドフェアを開催しております。

皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。

 

さて、私のお薦めの羽毛掛け布団について蘊蓄です。

23日のブログの中で日本羽毛製品協同組合の品質保証についてお話しいたしました。

その補足です。

 

日本羽毛製品協同組合の品質保証ラベルですが、実は羽毛の品質に応じて4種類あります。

ニューゴールドラベル→エクセルゴールドラベル→ロイヤルゴールドラベル→プレミアムゴールドラベル

以上の4種類で、右に行くほど高級品です(ラベルの色が違います)。

 

ちなみに、今朝の通販屋さんのチラシに載っていた安い羽毛布団はエクセルゴールドでした。

 

今回、「安曇野フランスベッドフェア」で扱っております羽毛掛け布団、

付いているラベルは、もちろん”プレミアムゴールドラベル”です。

私が自信を持ってお薦めする一品です!

 

品質の差については、下記のページが参考になります。

よろしかったら覗いてください。

 

http://www.rakuten.ne.jp/gold/futon/futon-topics/umou-kasadaka.html