こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。
ホッピー関連の話題で、4回もブログを書くことになるとは思っていませんでした。
本日が最終回・・・
の予定です。
先日受診した健康診断で、
血中の尿酸値が高いことを指摘されました。
高尿酸血症は痛風だけではなく、
腎臓障害、血管障害を引き起こすぞ!
と説明を受けて、
慌てて対策を実行中なわけです。
ところで、
そもそも尿酸とはなんぞや?
プリン体とはなんぞや?
生き物は日々新しい細胞と古い細胞が入れ替わっているのですが、
プリン体は遺伝子DNAの中に多く含まれる物質だそうです。
そして、プリン体が分解されてできるのが尿酸で、
尿酸は、普通はおしっこに含まれて排泄されるのだそうです。
と言うことで、
ビールとかに含まれて、外から入ってくるプリン体より、
新陳代謝によって体内で出来るプリン体の方が多いのだそうです。
でもって、
老廃物の尿酸がうまく排泄できなくて、血液中の濃度が高くなるのが、
高尿酸血症!
だから、
まず取り組むべきは、
入ってくるのを防ぐより、
出ていく量を増やすことの方が重要とのこと。
じゃあ、
どうすればおしっこに溶けやすくなるか?
そんな薬があるのか?
と思うでしょ。
だけど、
尿酸が含まれているおしっこの量を、
量自体を単純に増やせば、
比例して出ていく尿酸の量も多くなるのです。
つまり、水をたくさん飲んで、
おしっこの量を増やせば、
尿酸もたくさん出ていくのです!
え~っ!
毎日2リットの水を飲みなさい!
です。
え~っ!
もう、30分ごとにトイレに行くようになってしまいました!
へ~っ!
次に、入って来ないようにする。
なぜビールにプリン体が多いか知っていますか?
ホップを使っているからです。
ホップって和名を西洋唐花草といいます。
(日本中に、見た目がそっくりな唐花草・カラハナソウが自生しています)
ホップの収穫を見た方も多いと思いますが、
実は、摘んでいるのは「花」です。
「毬花」といいます。
「まりはな」あるいは「きゅうか」と読みます。
いわゆるホップって、花なんです。
ホップには黄色い花粉がいっぱい付いています。
大量の花粉、
言い換えると、
花粉という小さな細胞が、だけど大量に、そこにあるということです。
その小さな細胞の中にはDNAが入っているのです。
プリン体の素がホップには大量に含まれているのです。
そして、
プリン体は水に溶けます!
え~っ!
ビールにプリン体が多い理由です。
(あれ?
ホッピーもホップ使っているんだけど・・・)
「たらこ」も同じ理由でプリン体だらけ!
だから、魚卵はすべてに多い!
だけど、イクラは細胞が大きいのでプリン体は少なめ!
え~っ!
白子、あん肝、焼き鳥のレバーも多いんだって!
納豆も多い!
魚の干物も多い!
煮干しも多い!
干し椎茸も多い!
と言うことは・・・だし汁にも多い!
え~っ!
食べるものないじゃん!
大丈夫です。
単細胞の鶏卵はほぼゼロです。
牛乳もほぼゼロです。
え~っ!
4回じゃ終わりそうにありません・・・