中古ショップの楽しみ。

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日は、半日中古家具の掃除をしていました。

仕入れた時の中古家具の状態はさまざまです。

そのまま店頭に置ける物もあれば、手直しの必要な物もあります、

 

修理をしていて、展示を諦め、廃棄というケースもあります。

引き取った時点で分からなかった破損箇所が、

修理をしていて発見した場合等です。

 

掃除、修理をしていて宝物を発見する場合もあります。

ソファーの掃除には手間が掛かります。

特にクッションのすき間の清掃が大変です。

 

でも、ここから色んな物が出てきます。

えんぴつ、ボールペン、グリコのおまけみたいな子どものおもちゃ・・・

子どもが遊んでいて、なくしてしまった様な物が多いかな。

 

そんな宝物は、なかなか捨てられずにいるんです。

前の持ち主の心がこもっている気がして・・・

 

実はそんな宝物に引き取り手が現れました。

宝物は仕入れた整理ダンスの一番下の引き出し(抽斗)から出てきた”布”

 

この引き出しは隠し戸のようになっていました。

ここから昭和の香り漂う布地が一束出てきました。

 

たとえば、ブルーの地に白の水玉の生地・・・

どこがどうと言えないんですけど、昭和の昔の生地と分かります。

染料なんかが違うのかも知れません。

私にとっても、懐かしい生地です。

捨てられずに中古ショップの片隅に置いていたんです。

 

そしたら、

何と買い主が現れました!

譲って欲しいと言うんです。

 

おー!

何と有り難い。

”物”に再度命が吹き込まれた気がしました。

心より感謝申し上げます。