僥倖・・・その17

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

僥倖がタイトルの時は、

将棋の藤井聡太七段の話題です。

 

昨日、藤井七段が所属する名人挑戦リーグC級1組の一斉対局がありました。

 

その前に、

名人挑戦リーグですが、

名人になるまでの道のりは、非常に過酷です。

 

1年間のリーグ戦を1段ずつ、勝ち上がらないといけないからです。

クラスはC級2組、C級1組、B級2組、B級1組、A級と5組あります。

勝ち上がれるのはC級2組が3人、他は2人だけ!

 

4段に昇段してプロになると、C級2組の最下位からのスタートです。

また、勝ち上がっても、上のクラスでは最下位からのスタートです。

(正確に言うと、そのクラスで前期降格点を取った人がいたら、その人が最下位)

 

しかも、

1年間対局して、成績が同じ人が複数いた時は、

前期の順位上位者が優先で勝ち上がります。

同じ成績でも3位(C級2組は4位)の人は上のクラスに上がれないのです!

(全勝の時だけは全員昇級)

 

え~っ!

 

要するに、このリーグ戦を勝ち上がるのは至難の業なのです。

藤井聡太七段は昨年のC級2組を全勝で勝ち上がりました。

今季はC級1組で戦っています。

 

そして、今季もここまで全勝で昨日の対局を迎えました。

対戦相手は増田康宏六段!

6月29日に行われた竜王戦の本戦トーナメント2回戦で、

負けた相手です。

 

熱戦は必至!

順位戦は各自持ち時間6時間の長丁場です。

終局は深夜になることもあります。

 

昨日の藤井聡太VS増田康宏戦はネット中継がありました。

自宅に帰ってから、

ビールを片手に、

終局まで、ゆっくり楽しもう ♪

 

7時頃かな、

パソコンでネット中継をクリックしたところ、

なんと、

終わってました!

 

え~っ!

 

78手まで、後手の藤井聡太七段の勝ちでした。

私が棋譜を見る限り、圧勝!

応援している藤井七段が勝ったのは嬉しいのですが、

なんか、

損した気分になってしまいました。

 

え~!