卯は何故兎(うさぎ)なの?

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

実は、毎年、年末年始や連休に体調を崩します。

今回も大事には至っていないものの、のどが痛くなり咳き込んでおります。

う~、そろそろ通常モードに戻りたいのですが、

なかなか休日モード(体調不良)から抜け出せないでいます。

 

さて、

浅学な私は 「 卯 」 についてよく知りません。

そこでちょと調べてみました。

以下、ネットからの知識の受け売りです。

 

「干支(えと)の「支」は「十二支」のことで、以下の12種類です。

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

読み

ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い

音読み

し・ちゅう・いん・ぼう・しん・し・ご・び・しん・ゆう・じゅつ・がい」

 

「十二支の各文字は、一説に草木の成長における各相を象徴したものとされる」

 

「元々十二支は順序を表す記号であって動物とは関係がない。

なぜ動物と組み合わせられたかについては、

人々が暦を覚えやすくするために、身近な動物を割り当てたという説や

バビロニア天文学の十二宮の伝播といった説がある。」

 

「もともと干支は、この世界の森羅万象を12に区切り表したものです。

子年は十二支の最初ということで活発に種をまくべき年です。

次の丑年はまいた種が芽を出し成長するのを忍耐強く見守る年です。

次の寅年はその芽が勢いよく伸びはじめる年だとされています。

そして卯年はその芽が若葉となり成長していく年です。

もともと暦では茂(ぼう)という字が卯に変わったそうです。」

 

「卯」:門を無理矢理押し上げて中に入ろうとする様子、類字/冒(おか-す、ボウ)

 

「卯」は象形文字で、門が開く象。

あるいは、春に新芽が地表に出て、その芽が二つに分かれている形です。

よって、五行では「木」となります

 

陰陽五行説の基本は、木、火、土、金、水、(もく、か、ど、ごん、すい、金は「きん」でなく「ごん」と読ませる)の五行にそれぞれ陰陽二つずつ配する。

 

「木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じ、水は木を生ず」という関係を『五行相生』という。

木は燃えて火になり、火が燃えたあとには灰(=土)が生じ、土が集まって山となった場所からは鉱物(金)が産出し、金は腐食して水に帰り、水は木を生長させる、という具合に木→火→土→金→水→木の順に相手を強める影響をもたらすということが「五行相生」である。

 

「水は火に勝(剋)ち、火は金に勝ち、金は木に勝ち、木は土に勝ち、土は水に勝つ」という関係を『五行相剋』という。

水は火を消し、火は金を溶かし、金でできた刃物は木を切り倒し、木は土を押しのけて生長し、土は水の流れをせき止める、という具合に、水は火に、火は金に、金は木に、木は土に、土は水に影響を与え、弱めるということが「五行相剋」である。

 

五行説で、すべての生物を分類するとき、動物の兎は木とされます。

よって、卯=木=兎という関係が出来上がり、卯=兎となりました。

 

お分かりでしょうか?