僥倖・・・その95の2

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

昨日の王座戦、9時の対局終了直後から、

テレビではニュース速報が流れ、

ニュース番組の中でも大きく取り上げられていました。

今朝の朝刊でも大々的に取り上げられていました。

ネットのニュースでも昨夜から大きく取り上げられました。

 

藤井聡太八冠、本当におめでとうございます!

 

ただ、

前局に続いて、

大逆転負けとなってしまった永瀬拓矢前王座のことを取り上げた内容の

ネットニュースを読むと、

ちょっと、複雑です。

 

私は藤井聡太八冠を応援してきましたが、

研究仲間でもある永瀬前王座の終局間近の仕草には、

見ていて辛いものがありました。

 

何度も髪の毛を掻きむしる仕草をして、

その後、掌をじっと見るのです。

両手で自分の頭を小突いてみたり・・・

あんな永瀬前王座の姿を見たのは初めてです。

 

昨日、永瀬王座が早い時間に優勢になりましたと書きましたが、

その間の消費時間は永瀬王座5分、藤井七冠2時間位でした。

自分の研究局面に誘導して有利になったのです。

 

藤井七冠をも上回る研究量!

前局も含めて、あと一手だけ間違わなければ、

王座を防衛していたのです。

藤井七冠のタイトル戦17連勝に、初めて土をつけるところだったのです。

 

その結果を招いてしまった自分に対する思い、

察するに余りある終局でした。

 

永瀬拓矢前王座、

これからも頑張ってください。