白酒と甘酒

こんばんは、丸屋家具店主の丸山です。

 

本日は「ひな祭り」でした。

「桃の節句」とも言いますね。

今日はこの由来を話題にしようと思ったのですが、調べたら長文になりそうなので、超簡単にお話しして、表題の件を後でお話しします。

 

桃の節句は五節句の一つ、正式名称は「上巳(じょうし)の節句」

節句は季節の節目の日、江戸時代に幕府が、数ある節句から5つに絞ったそうです。

他の節句は、1月7日の人日(じんじつ)・七草、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽(ちょうよう)・菊の節句です。

 

ひな祭りの由来は下記にまかせます。

http://www.e87.com/selection/sp_hina/colum_02.html

 

では本日の話題です。

「白酒と甘酒」の違いについてです。

 

はじめに白酒、

ひな祭りに飲むのは、と言うよりは、桃の節句に飲むのはこの白酒の方です。

アルコールが含まれます、約9%だそうです。

子供にアルコール?ではなくて、親が子の成長を祝って飲むための飲み物ですね。

 

白酒ははみりんや焼酎などに蒸したもち米、米こうじを仕込み、1ヶ月くらい熟成させてできたもろみを、軽くすりつぶして作った酒です。

 

では、甘酒

こちらはアルコールを含みません。

甘酒はご飯やおかゆに米こうじを合わせて保温(55~60℃で12~24時間)し、米のでんぷんをブドウ糖や麦芽糖に糖化させた甘い飲み物です。

一晩でできることから、一夜酒(ひとよざけ)とも言われるそうです。

江戸時代には、夏に氷で冷やした甘酒を飲み、夏バテ防止に努めたそうです。

だから「甘酒」は俳句の夏の季語です。

 

どちらも白くて、見た目似た感じの飲み物ですが、全然違います。

ここに、アルコールの有る無しが加わって、ひな祭りの飲み物=甘酒という誤解が私の中にありました。

皆さんはちゃんと知っていましたか?