おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。
ちょっと肌寒い朝になっています。
三寒四温とは本当によく言ったものですね。
どなた様も風邪など召しませぬ様にお気を付け下さい。
さて、
昨日の続き、村上和雄氏の講演会の話です。
村上和雄氏は遺伝子研究の第一人者です。
ひと頃、人間のゲノム配列の解読が話題になりました。
村上氏は高血圧を引き起こす”レニン“という酵素のゲノム解析を、
世界で一番初めに成功した人です。
ところで、
”ゲノム“と言う言葉はドイツの植物学者が提唱した造語です。
まだDNA(デオキシリボ核酸)が発見される40年も昔のことです。
当時は「その生物をその生物ならしめる遺伝子情報」という意味でしたが、
現代では「全染色体を構成するDNAの全塩基配列」という意味です。
全塩基配列といいますが・・・塩基はたったの4種類しかありません。
聞きかじった程度の知識ばかりで恐縮ですが、
地球上の全ての生命は、その種固有の遺伝情報によって命が受け継がれていきます。
それぞれの生命の遺伝子情報を司っているのがDNAです。
ところが、そのDNAは、地球上全ての生命に共通の材料で出来ているのです。
違っているのは、単に、並び順と長さだけ。
人間のDNAが一番長い(量が多い)と思ったら大間違い、
マウスの方が、更には野に咲く百合の方が、更にはアメーバの方が長いんですって!
頭が混乱した所で、
今日はここまで。
え~っ!