おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。
村上和雄氏の話、今日で最終回です。
その前に、
昨日のニホンウナギの話は、村上氏が講演当日話した訳ではないので誤解無き様願います。
あくまで、全ての情報が遺伝子に書かれているという例です。
さて、
最近の研究によると、個人の遺伝子を調べると掛かりやすい病気とか、寿命まで分かってしまうそうです。
遺伝子に全てが書き込まれている訳ですから、分析すると分かるのです。
科学が進み、分かる時代になってしまったのです。
(個人的な感想ですが、嫌な時代になったものです。)
では、
たとえば、遺伝子に書かれたことが悪いことだった時、
その通りにしかならないと諦めざるを得ないのでしょうか?
村上氏はこう言います。
そんなことはない。
遺伝子の多くは眠っている。
心の有りようによって、それらの遺伝子を目覚めさせることが出来る。
思いが遺伝子の働きを変える。
笑うことによって血糖値を下げられる様に。
氏はこれを「スイッチ・オンの生き方」と称していました。
明るく前向きに生きることが大事なのです。
最後に、氏はこの様なお話しもしました。
我々はゲノムを読み解いている。
ただ解読しているだけだ。
我々が読むまえに、書いた人がいるはずだが、それは誰か?
小さな細胞一つ一つに(人間だと60兆個の細胞)、32億の遺伝情報が書き込まれている。
いったい誰がこんな微少な所に、こんなに大量な情報を書いたのか?
自然?
太陽光、雨、風、雷、火山・・・?
決してそんなことで書き込める情報ではない。
では、誰が?
村上氏はそれを「サムシング・グレート」と表現していました。
そして、「サムシング・グレート」を喜ばす様に生きることが、
遺伝子のスイッチをオンにする生き方だと締めくくっていました。
以上です。
もっと詳しく知りたい方は、
「スイッチ・オンの生き方」
村上和雄著
到知出版社
¥1200
をどうぞ。