レジームシフトとサンマの豊漁

おはようございます、丸屋家具店主の丸山です。

 

今朝のヤフーのニュースで、サンマの豊漁が取り上げられていました。

近年、サンマが豊漁です。

結果、大ぶりの美味しいサンマが安く出回り、我が家の家計は大助かりです。

 

ところで、逆に食卓に上らなくなった魚があります、

なんでしょうか?

答えは ” 鰯 ” です。

 

イワシは漁獲量が激減しています。

1988年(昭和63)をピークに、今はその160分の1の漁獲量です。

マイワシはスーパーに並んでいますが、

高級魚になってしまって、我が家では手が出ません。

 

イワシに代わり、サンマの豊漁が続き、サンマが大衆魚の地位を占めるようになったのです。

この様な現象を ” 魚種交代 ” と呼ぶそうです。

イワシの前の主役は鯖だったそうです。

魚種交代は昔から知られた現象とのことです。

 

では、なぜこの様なことが起こるのでしょうか?

昔は、乱獲がたたって、捕りすぎた魚が減り、

取らなくなると復活すると思われていました。

 

1983年、一人の日本の科学者がこれに異を唱えました。

東北大学教授の川崎健氏です。

彼が提唱した考え方が ” レジームシフト ” です。

 

この話明日に続く。