こんにちは、マルヤ介護ショップほほえみの井田です。
先週の金曜日に、松本市民芸術館で「介護の集い」という催しがありました。
当社も参加させて頂いたのですが、
その日行われた講演会について、少しお話したいと思います。
講演は長野看護大学の安田貴恵子教授によるもので、
在宅介護へ向けての退院調整と連携、というお話でした。
理論立てた、分りやすいお話でした。
その中で、とても心に残る部分がありました。
(本当はたくさんあるんだけれども、)
今日は、その一部をここにご紹介させて頂きます。
「家族というものは状態の変化に対して、
元通りバランスをとろうとする力があります。
ところが、ショックを受けたり、乗り越えられない衝撃を受けたときに、
その力がうまく働かなくなることがあります。
その時に、私たちが家族の話を聞いたり、伴走することで、
家族本来の力を発揮できるように助けていくのです。」
ああ、そうだな。
それが、介護や看護なんだ。
私は、お話を聞きながら感慨にふけってしまいました。
個人や家族の本来の力や望みを取り戻すお手伝い、
そんなことができたら、いいなぁ。
それが、原点なのかなぁ ・・・ 。
介護が必要な方に何かをしてさし上げるのでは無く、
伴走する、
一緒に行く、
という考え方はとっても素敵ですね。
私たち、介護ショップの人間も、
もう一度原点にもどって、頑張っていきたいと思います。
これからも、よろしくお願い致します。