ウィンザーチェア

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

いきなりですが、

”ウィンザーチェア” をご存知ですか?

 

知っていると答えた方は、椅子好きの方ですね。

でも知らないと答えた方でも、知っているはずです。

たとえ、ウィンザーチェアの名前は知らなくてもね。

 

椅子の源流を4つに分類する考え方があります。

中国の王様が使っていた椅子。

シェーカー教徒が作った椅子。

ミハエル・トーネット(ドイツ人)が作った曲げ木の椅子。

そして、ウィンザーチェア。

 

ウィンザーチェアの由来ですが、超簡単に説明すると、

18世紀頃のイギリスの片田舎で、農民が自分が使うために作った、実用的な椅子です。

産業革命を経て、工業化、分業化で生産されるようになりました。

 

その特長は、厚手の板座にスポークの脚と背もたれが、直接接合されている構造です。

テレビドラマの大草原の小さな家などに出てくる椅子は皆このタイプです。

(アメリカでも流行しました)

 

今でも人気のあるデザインですので、多くのメーカー、デザイナーがウィンザーチェアを手がけています。

当店でも何点か展示してあります。

そこに、更にウィンザーチェアの新作が入荷しました。

 

この話、明日に続く。