クマンバチ

こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。

 

連休の最終日ですが、各地で荒れた天気になっている模様です。

松本の平も小雨が降ったりしていました。

でも、今は明るい日差しが顔を出しています。

 

その日差しの中、藤の花が満開になっています。

そして、クマンバチがホバリングを開始しました。

 

私は小さい頃からクマンバチと覚えていますが、正式にはクマバチ(熊蜂)と言うそうですね。

体長2㎝ぐらいの真っ黒な丸みを帯びた蜂です。

背中の鮮やかな黄色の毛が、

私には猟師が身に付けるであろう熊皮のベストを想像させます。

 

クマンバチはどう猛なイメージがありますが、実は違います。

この時期、ホバリングをしているクマンバチは全て雄です。

なわばりを作って雌が侵入してくるのを待っているのです。

 

このクマンバチの雄は、なんと、針を持っていません。

(雌は持っています)

食べ物も花の蜜だけです。

人も襲いません。

 

でも、

なわばりに入ってくる小さな昆虫を追いかけて蹴散らしたり、

ホバリングしている横を通ると、近寄って来て、威嚇するって?

 

あれは、侵入者がクマンバチの雌かどうか、近くまで行って確かめているのだそうです。

 

更に雑学・・・

昔は、体の大きさに比べ”翅”が短いので

航空力学的に「飛べないのに、飛んでいる」とされていたそうです。

 

そこから、クマンバチは不可能を可能にする象徴なんだそうです。