こんにちは、丸屋家具店主の丸山です。
ちょうど1週間前になりますが、映画を見てきました。
映画と言っても、映画館に行った訳ではなく、
穂高のペンションで行われた自主上映の映画を見てきました。
松本から穂高温泉郷を目指し、山麓線(県道25号線)を温泉郷に入ったあたり、
細い道を東に上ったところにある、シャロムヒュッテというペンションで上映会が行われました。
見てきた映画は「よみがえりのレシピ」と言うドキュメンタリ-映画です。
ご存知でしょうか?
国内に広く流通する野菜からは、種が取れないってことを!
種が取れたとしても、親と同じ品質には育ちません。
(大きくならない、美味しくならない)
こう言う野菜のことをF1野菜と言います。
F1とはfirst filial generation・雑種第一代のことです。
異なる性質の親株を交配して、親株のいいところだけ受け継いだ交配種を作り出すことを意味します。
F1については、食糧危機を救う、科学技術の進歩の証という輝かしい一面と、
それとは裏腹に、様々な問題が指摘されて言います。
例えば、F1種は種苗会社が作りますので、その第二世代が美味しいと困ります。
だって、翌年、種が売れなくなりますから。
(だから、農家の方は毎年F1の種を買い続けています)
詳しく知りたい方は下記をどうぞ。
http://ww4.enjoy.ne.jp/~macroway/issue/f1.html
これに対して在来種の野菜があります。
この野菜の種は、農家の方が毎年翌年のために採種し続けています。
大昔から、毎年!
「よみがえりのレシピ」は山形県の在来作物を維持する農家の取り組みと、
それらの野菜を使ってイタリアンを作るレストランのドキュメンタリー映画です。
出てくる野菜と料理は、見ているだけで食べてみたくなるものばかりでした!