こんばんは、、マルヤ介護ショップほほえみの井田です。
今日は天気予報の中の不思議についてお話ししたいと思います。
本日はこどもの日ですが、立夏でした。
そして、暦の通りに松本は昨日今日と初夏を通り越して真夏になったみたいでした。
でもつい先日まで、テレビを見ていて、こんな言葉を聞いていましたよね。
「明日の朝は、例年より冷え込んで気温が4度まで下がるでしょう、遅霜に注意して下さい。」
あれっ???・・・なんか変じゃありませんか。
何故、摂氏4度で霜が降りるのでしょう。
水が凍る温度が0度で、沸騰する温度が100度となっているはずです。
その間を100等分したのが、私たちが使っている温度計です。
霜って・・凍ることですよね。
やっぱり変ですね、4度で水が凍るわけがありませんから。
でも、実は、ちゃんと理由があるのです。
気温の計測は地上1.5メートルの地点で、日陰で、無風状態、地上から日光の照り返しがない状態で測ります。
以前小学校にあった、百葉箱がそうです。
(残念ながら、今はあまり残っていないようですが)
でも、よく晴れた寒い夜は「放射冷却現象」が起こって、地表付近の温度が急に下がります。
そうしますと、気温を測定する高さの空気中は、まだ昼間の暖かさが残っていても、
地表は氷点下まで下がることも珍しくないんです。
「氷点下」って、氷ができる温度店より下がっているって書きますものね。
水はちゃんと0度で凍っていたのですね。
世の中は小さな不思議がいっぱいあります。
また、ご一緒に探してみましょう。